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脱毛効果とリスク、そして脱毛器の出力管理の関係性について
脱毛器のスペックは、お客様の脱毛効果に大きな影響を与えます。特に当店のようなメンズ専門の脱毛サロンであれば、女性に比べて体毛は濃くなりますし、実際に髭の部分は何度脱毛サロンに通ってもなかなか抜けないという口コミも散見しています。
すると「最新の脱毛器を使っているサロンが良い」「高額な脱毛器を導入しているサロンが良い」と考えがちになりますが、それらは誤った情報です。
光脱毛器のスペックは、出力の管理によって変わります。今回のコラムでは当店が行う脱毛器の出力管理についてお伝えしたいと思います。
目次
はじめに
光脱毛器は、出力の管理を怠ってはいけません
エステティックで使える光脱毛器は、医療のレーザー脱毛器とは違い15J/㎠の出力制限が設けられており、体毛へのアプローチに効果的な出力・そして安全な出力のバランスを取ることが重要とされています。前述した脱毛サロンに通っていてなかなか脱毛・減毛の効果が出ない場合、あるいは近年ニュースでも取り上げられている脱毛サロンでの火傷の事故発生においては、光脱毛器の出力管理ができていない・誤りがあるという原因がほとんどです。
私もSeizeを開業する以前、他の脱毛サロンに通ってもなかなか毛が抜けなかったので、そのことを担当スタッフに相談したこともあります。そうすると「脱毛器を常に最高出力にして施術をしています」と話されるのですが、いつまで経っても効果が出ることはありませんでした。このケースにおいてはそもそも使用されている脱毛器そのもののスペックでは脱毛効果が出ない・担当スタッフの知識不足など原因も考えられるのですが、脱毛器の出力が低下していて、これを管理・改善できていないことも多々あるのです。
光脱毛器はフラッシュランプを用いています。そして使用されているランプは消耗品となるので、ショット数を重ねると交換をしなければなりません。ポイントは脱毛器のランプを交換するタイミングです。光脱毛器は使用する設定によって搭載しているランプの消耗状態も変わりますので、スタッフが認識している脱毛器の出力・そして実際に脱毛器が発している出力に大きく差異が生まれることがあるのです。
脱毛器本体は熱量測定器を用いて管理しなければいけません
脱毛施術をするスタッフが認識している脱毛器の出力・脱毛器が発している出力に差異が生じることは良くないことです。なぜなら何度通っても体毛が抜けない・また最悪火傷に至るという対極ながら両パターンの現象が容易く起きてしまうからです。スタッフが認識している脱毛器の出力とは脱毛器本体に表示されている数値ですから、オペレーションだけを学んだスタッフだけでは事態の予防や改善は難しいのです。
Seizeではこのようなことが絶対に起きないように、徹底した脱毛器の出力管理を行っています。具体的には脱毛器が表示する数値をベースに出力管理を行っているわけではなく、脱毛器が発している実数値をもとに出力管理を行っているのです。つまり熱量測定器を使い毎施術、実際の熱量を測定しコントロール・管理をしています。脱毛に詳しい方々であれば、光脱毛はランプの交換時は良く体毛が抜ける・そして消耗していくとなかなか体毛は抜けないということを感じたこともあるでしょう。これは肌のメンテナンスに関わらず、来店のタイミングで施術の効果やリスクに高低が出るということであり、お客様が望むことではありません。熱量測定器でしっかりと事前チェックを行えば、このようなことは未然に防げるのです。そして脱毛サロンが火傷を起こす原因となる「フィルターのつけ忘れ」という人為的なミスもまた、熱量測定器を使い施術前のチェック・定期的な脱毛器の点検を行えば、未然に防ぐことができるのです。
今回のまとめ
今回テーマとして取り上げた「脱毛器の出力管理」は、光脱毛器を扱うエステティックサロンであれば必ず行うべきオペレーションだと私たちは考えています。
しかしながら現在、そこまで徹底管理している脱毛サロンは少ないのも実状です。
読者の皆様の中に、いま脱毛サロンに通っていて毛の抜けが悪い・あるいは施術の日によって抜けのムラがある方がおられれば、当店まで是非お気軽に無料カウンセリングをお申し込みください。