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2024.06.02

Column

脱毛と色素について。安全性や効果性を低下させる理由と解決方法

レーザー脱毛や光脱毛の場合、肌の色が効果や安全性に問題を起こす原因になることがあります。具体的には日焼け肌・色黒の肌がこれに該当します。それは光やレーザーを用いた脱毛手法が、毛の内部に含まれるメラニン色素に光を反応させるメカニズムということが関わっています。

肌の色が黒い場合、火傷を起こしてしまう・痛みが強くなる・脱毛効果が低下する現象を招きます。

目次

肌の色が黒い箇所の産毛を脱毛するケースには、要注意です

唇や乳輪・VIO部位の脱毛ノウハウも、当店では熟知・実践しています

今回のまとめ

 

肌の色が黒い箇所の産毛を脱毛するケースには、要注意です

特に私たち脱毛士が警戒するケースは、脱毛箇所の肌の色が黒く・そしてその部分の細い産毛をなくしたいときです。細い産毛を脱毛する際、私たちは脱毛器から照射する光の波長を短く調整するのですが、これは細い産毛へのアプローチが効率的だからです。

波長の長短と脱毛効果をお伝えする上で、波長の種類やその性質を簡単に触れたいと思います。まず光の波長とは、その光の色を決定する重要な要素なのです。私たちが照明で目にするような380nmから780nmの範囲の波長は「可視光線」といいます。波長が短いほど光子エネルギーが大きくなり、紫外線やX線、ガンマ線のように目に見えないエネルギーの高い電磁波になっていきます。私たちの肌にダメージを与える紫外線は、当然日焼けのリスクが高くなることはわかりますが、これは可視光線の中でも同じことがいえ、波長が短い緑や青色の光では色素に反応がしやすくなります。そのため産毛のような色素量が少ない細い毛に対しては波長を短く設定する方が、効果は上げりやすいのです。

しかしここまでの文脈でわかるように、短波長を使うリスクとして火傷のリスクや赤みなどの後天反応・そして痛みも強くなることから脱毛器の出力調整の他に診断が必要になるのです。そして診断とは肌色の判定です。

Seizeでは「スキンカラースケール」と呼ばれる脱毛サロンでは滅多に見かけない備品を常備しています。スキンカラースケールは医療脱毛の現場で用いられることが多く、これは肌の色を正確・微細に判定することができるツールです。私たちはスキンカラースケールを役立てることで「地黒かもしれない」「夏の日焼けがまだ残っているかもしれない」というお客様の不安を、感覚ではなくデータベースで行う最適な脱毛提案で払拭をしているのです。

唇や乳輪・VIO部位の脱毛ノウハウも、当店では熟知・実践しています

日焼け・地黒だけではなく、肌の色が白い人であっても唇や乳輪・VIOなどのデリケートゾーンは他の肌と比較して色が濃くなっていることが一般的です。唇や乳輪・VIO部位の施術は他の部位と比べて脱毛士は慎重に施術を行うことが求められます。具体的には光の出力調整などの管理です。当店では脱毛器の出力調整があらゆるパターンでノウハウ化されていることもあり、この点についての安全性と条件内での効果性は抜群な品質であると自負しています。また内容については企業秘密なのですが、唇や乳輪・VIO部位の施術方法には脱毛器が照射する光の調整技術以外にもノウハウがあり、これをすべてのスタッフが行うことができます。

乳輪まわりの毛が気になるけど火傷が怖い。脱毛サロン・クリニックでの被施術経験者の方から、このような相談が多く寄せられます。私たちはこのようなお悩みに対する明確な解決方法を持っています。ですから色素の濃い部分の脱毛を考えておられ、効果や火傷に不安があり諦めかけている方は、是非当店の無料カウンセリングにお越しくださいませ。

今回のまとめ

以前のコラムでは、脱毛器の性能も大切ですが、それと同等あるいはそれ以上にスタッフの知識や技術・経験の優位性が必要だとお伝えしました。脱毛を当てる多くの箇所には産毛・色素の濃い部分が点在していますし、いくら日焼け対策に気をつけていたとしても夏にまったく肌が日に焼けていない人の方が珍しいのが現実です。つまり脱毛を行うことに身体中で問題が一つもないことはありえませんから、スタッフの知識や技術・経験がこれを解決に導くもっとも有効的な武器になるわけです。

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