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2024.08.25

脱毛の効果と機器設定について。効果と安全を両立する難しさ

前回のコラムではメンズ脱毛サロンの多くは髭やVIOの脱毛効果を出すことに困っているとお伝えしましたが、なぜこの問題は顕在化しにくいのでしょうか。それは体毛上の問題にすり替えられることが多いからです。もちろん白髪に関してはニードル脱毛でしか抜くことはできませんが、美容の光脱毛は白髪以外の体毛であれば部位・個人差があるとはいえ、包括的に効果を出すことが可能なはずです。

プロフェッショナルな脱毛士であれば、生えている体毛の太さ・密集度・角度・その部位の特徴などから、脱毛効果を予測してアクションプランを提案してくれるはずなのです。

 

目次

脱毛器メーカーは、肌トラブルのリスクを懸念し設定を行っています

脱毛サロン選びは、機器の設定により失敗することが多いです

今回のまとめ

脱毛器メーカーは、肌トラブルのリスクを懸念し設定を行っています

脱毛を効果的に行う要件は2つで、全身(一人ひとり)の体毛に対応できるエネルギー可変幅を持った脱毛器を使えること・該当するスペックの脱毛器を管理できる設備及び人材がいることでした。私たち脱毛士たちは、お客様の施術効果を出すことに心血を注いでいますから、脱毛効果が小さい・または遅いとするとこの2点どちらかに問題があるとしかいようがありません。

まずは脱毛サロンが全身(一人ひとり)の体毛に対応できるエネルギー可変幅を持った脱毛器を持っているかどうかという点ですが、案外ここで引っ掛かっているサロンも多いのが現実です。つまりシンプルにいうと、「毛の種類によっては、機種が持つパワーの問題で抜けない」ということです。しかしながらこの現象は一体なぜ起こるのでしょうか?脱毛器は光が持つ熱エネルギーを毛包に当て脱毛の効果を出すことが役割なのですが、機種の設定を脱毛器メーカーがパワルフに設定しておけば良いだけのように思います。しかしこの問題はそれ程単純なものではありません。脱毛施術は効果を出すことも大切ですが、その前提として火傷などのトラブルを避け安全に行われる必要があります。そもそも毛は肌内部に存在しますので、エネルギーを過度に設定してしまうと火傷・肌荒れ・湿疹・炎症などを引き起こすことがあるのです。

脱毛器が引き起こすトラブルに、もちろんですがメーカーは最大限回避の処置を取ろうと対策を打ちます。それにはパワーの最大値を抑えることがもっとも有効的であるのです。

脱毛サロン選びは、機器の設定により失敗することが多いです

脱毛器の光は、波長・フルエンス・パルス幅という3種類のエネルギー指数を要素としていて、体毛の密度・深さ・その性質に合わせてこれらは効果の出る組み合わせを変えていきます。つまり脱毛器のエネルギーは大変複雑な細かいものだということです。効果が出にくい脱毛器はパワーの最大値を抑えられるということもありますが、この設定がざっくりと指定されているということが特徴です。例えば「子ども用モード」「メンズ用モード」などが機器設定されているなどです。子どもの体毛だから毛が細い・メンズだから濃くて毛根が深いなど、一概に設定してしまえば効果が出ないということは、前述の論理からおおよそ想像がつくと思います。

ざっくりとした設定で顧客は脱毛がカスタマイズされているような気がしてスタッフも迷うことがない。これは大変場当たり的な対応で、とてもじゃありませんが効果にコミットをしているとはいえません。もちろんこのような設定でも少し薄くなった・減ったような気がするくらいまでにはなりますが、一定の結果から毛が減ることはありませんし薄くなった箇所も再生することが多いです。

実際に当店に来る新規のお客様のほとんどは、「これまでにいくつかの脱毛サロンに通ったがどれも失敗している」というケースが圧倒的に多いのです。

今回のまとめ

私たちの美容サービスで、より綺麗になったと喜んでいただけることは大変嬉しいことですが、サロン選びに失敗ばかりしていた脱毛の悩みがようやく解決した。と、ほっと安堵いただくお客様の笑顔もまた、私たちの大きな原動力になるのです。

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