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お知らせ・コラム
医療脱毛と美容脱毛の特徴と効果を、正しく理解するための基本情報
2021年12月にPRTIMESが公開したインターネット調査(10〜40代の女性が対象)によると、美容脱毛サロンのみに通うユーザーは69%であり過半数を大きく超えるデータが取れています。同内容のメンズに関するマーケティングデータはまだ把握はできていませんが、実際に脱毛サロンを運営している私たちの感覚としては、メンズもまた美容脱毛サロンにのみ通う方がかなり多いように(年々多くなっているように)感じます。
つまり「医療脱毛はコストが高くてハードな施術だが効果は抜群で、美容脱毛はコスト減でソフトな施術だが効果はいまひとつ」という誤った認識は年々拭われているのです。このコラムでは何度もいうように、医療脱毛と美容脱毛は特性がそれぞれ異なるだけであり、消費者にとっては使い分けることを考えるべき2つの対象なのです。
目次
美容脱毛は、施術者によって大きく効果や副反応の有無が異なります
医療脱毛の特徴は、医療施設の中で医師や看護師が施術を行うこと・脱毛器は出力制限のない光エネルギーを使えること・脱毛器のアタッチメントの照射面積が小さいことと前回ではお伝えしました。それでは美容脱毛はどうでしょうか？現在報告されているだけでも滋賀県内の脱毛サロンは250件以上もあり、その数はまだまだ上昇する傾向にあります。
草津市・大津市・東近江市など当店の商圏である地域にもどんどんと美容脱毛サロンは増えています。それぞれのサービス品質はさておき、美容脱毛サロンの基本的な特徴とこれらがもたらすいくつかの効果を以下に共有したいと思います。
美容脱毛の基本的な特徴は、エステティックサロンスタッフが施術を行うこと・脱毛器には出力制限があり、波長の種類がかなり幅広く(400〜1,200nm程度)存在すること・医療脱毛に比べて脱毛器のアタッチメントの照射面積がかなり広いことの３点です。
まずエステティックサロンスタッフが施術を行うことですが、ここで消費者が気をつけないといけないことは技術者によってレベルの差が大きいということです。よく美容脱毛を行う他店の口コミを見ると、「何回通っても毛が全然減らないので終わる気がしない」や「顔脱毛をしたら肌荒れや火傷をした」という悲しい内容を目にします。こういった事象の原因は施術者、つまり人の他にありません。美容脱毛は白髪でない限りよっぽど特殊な毛でなければ髭・脇・VIO・うなじ・背中・脚・腕、どの部分も基本的には綺麗に脱毛ができるはずです。火傷やひどい肌荒れを簡単に起こしてしまうこともそうなのですが、習熟度が甘いスタッフが施術を行うと、脱毛効果は出にくい・しかし副反応リスクは上がるという最悪な環境を生み出してしまうのです。
美容・光脱毛の案外知られていない特徴と効果について
脱毛器には出力制限があり、波長の種類が多いということは主に美容脱毛のメリットだと捉えられると思います。規制上美容脱毛器には15J/㎠以下の制限がかけられますが、比較的濃い顎や頬の髭・VIOでもこれほどのエネルギーを使わずとも脱毛は可能なのであまり気にする必要はありません。また波長の種類が多いということは、様々な毛の種類にアプローチをすることができますから、脱毛の効果という視点においては大きなメリットといえるのです。しかしこれは反面技術者の知識や技術力を必要とします。波長を決めるということは、毛の質を見て毛根部の位置を予測できることが前提になるため、この利点もまたスタッフの習熟度によって効果を発揮できる・できないかで分かれるのです。
脱毛器のアタッチメントの照射面積が広いことも美容脱毛のメリットだといえるでしょう。その理由は２つあります。1つは時短です。アタッチメントが広ければそれだけ1回の照射で広範囲の施術が可能なわけですから、医療のレーザーと比べれば脱毛の施術を終了するまでに大きな時間をカットすることが可能です。また痛みが少なめということもメリットでしょう。但し「まったくもって無痛」ということではありません。医療のレーザー脱毛に比べればかなり痛みは低減できるということが適切な回答で、私たちが照射の無料体験を新規のお客様に必ず行う理由もここにあります。
今回のまとめ
ここまで読んでいただくと理解が深まると思うのですが、要は美容脱毛でもっとも大切なこととは、施術を行う人にあるということです。今回は波長という脱毛器のエネルギー単位を例にとりましたが、波長以外にも複数微細にコントロールするエネルギー指標があります。また当たり前ですがアタッチメントを脱毛箇所に当てる技術も大きく効果に影響しますから、情報やコミュニケーションを駆使し良い脱毛士に巡り会えることが美容脱毛の最大の成功要因といえるでしょう。