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お知らせ・コラム
脱毛サロンを選ぶ際に必要な、万能で少量の便利な知識について
当店は滋賀県草津市の脱毛サロンですから、このコラムを読んでいただいているお客様のほとんどは京都市・滋賀県大津市・草津市・東近江市などの社会人のメンズの方々。あるいは同地域に在住する立命館大学・龍谷大学・滋賀大学・滋賀医科大学に通うメンズの方々であると思います。また最近のお問い合わせで嬉しいのは、当店には来たことのない別地域の「脱毛難民」といわれるいわゆる良い脱毛クリニック・サロンが地域にない・もしくはあるかどうかがわからないという方からメッセージが来ることです(中には悩める同業者の方々もいます)。
これらの問い合わせのほとんどは、脱毛器の方式別の解説をして欲しいというものです。
これまでにも何度か触れた内容にはなりますが、わかりやすい表現を取り入れながら再度解説をしたいと思います。
目次
脱毛器の方式は、これまでもこれからも3種類しかありません
脱毛の方式は、例えば脱毛器にそれぞれ特殊な方式名が造語で次々生み出されています。ですから脱毛器自体が大変複雑で技術進歩が著しく適切にこれを把握することがそもそも無理なのではという思い込みを持っておられる方も多いのではないかと思います。しかしそれは誤った認識です。脱毛器にはそれぞれスペックに差があることは確かなのですが、毛が抜けることの原理・脱毛へとアプローチする光の性質と作用は長らく普遍的なものであるのです。つまり読者の皆様にも脱毛情報を今後正しく取り入れていただくことは案外容易なことなのです。但しそのためには以下の情報をしっかりと押さえておくことが重要です。脱毛のような専門的な分野においては、余計な情報に振り回されないことがポイントです。そのためにはまずシンプルで万能な知識を少量で良いので把握しておく必要があるのです。
まず脱毛(脱毛器)の方式とは、大きく3種類しかありません。医療レーザー脱毛・美容光脱毛・ニードル脱毛、この3種類だけなのです。それぞれの脱毛器の特徴を見ていきまししょう。まず医療レーザー脱毛器ですが、これは波長が固定されているということが特徴です。波長とは何か?ということですが、波長とは脱毛の光が届く深さを単位づけしたものです。波長が長ければ髭やVIO・脇といった根深い太い毛を抜きやすいということを意味しますし、逆に波長が短ければ背中や腕などの比較的細い毛・または産毛などが抜きやすいということです。
医療レーザー脱毛器の定番と、波長の値・機能について
ちなみに医療レーザー脱毛器は「長波長固定」であり、根深い太い毛の脱毛を得意としています。ですから私たちはSeizeのお客様には「医療レーザー脱毛器とは剛毛のスペシャリストです」とお伝えしており、そうするとスムーズに理解がいただけます。ここから専門的な
お話になりますが、波長の単位はnmといわれます。例えば医療レーザー脱毛器の定番といえばアレキサンドライト・ダイオード・ヤグという種類がありますが、アレキサンドライトは755nm・ダイオードは810/940nm・ヤグは1064nmで、この値はどれもかなり深い毛根部にアプローチすることを表しています。
この特徴を押さえるとイメージがしやすいと思いますが、医療レーザー脱毛器の得意な毛は濃い髭・硬毛化毛などです。反面毛根部が浅い産毛の脱毛には不得意とされています。
また光のアプローチが肌の深部にまで届くことから、痛みは強くリスクとしては真皮熱傷が挙げられます。前回までのコラムでも触れたようにアタッチメントが狭いということもあり、施術時間を多く費やすことも特徴的なのです。
今回のまとめ
医療レーザー脱毛器は、頑固な毛に対して効果がある印象が強いので白髪にも効く。という勘違いがよく生まれますが、医療レーザー脱毛器で白髪は抜けません。医療レーザー脱毛と美容光脱毛の原理は同じで黒いメラニン色素に光が反応し毛包を温めて毛を抜くという施術過程ですから、この点はポイントとして覚えておく必要があるでしょう。