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お知らせ・コラム
脱毛の成果を上げるために、脱毛サロンとお客さまが取り組むべきこと
Seizeは草津市で脱毛サロンをオープンしてかなりの年月が経ちましたが、徐々にお客さまの質が変わってきたように思います。ここでいう質とは、どちらが良い悪いというわけではなく、「自立的なメンズ」の割合が増えてきているように思うのです。
脱毛は本来脱毛士や脱毛サロンに依存することが多く、これは決して悪いことではなく従来は当たり前のことでした。依存とはつまり脱毛サロンが用意したお勧めのコースをカウンセリングもなくそのままに受け入れ、効果を途中で見極めることもなくたまたま満足できた・あるいは後悔して他のサロンやクリニックに仕方なく再度通う。こういう流れを脱毛業界側がつくっていたように感じます。
しかしこのような流れは、脱毛に限らずどのような業界であっても健全だと私たちは思いません。お客さまにはそれ相応の見識や視界を持っていただいた上で、選択ができる世の中になれば良いと考えます。
目次
脱毛サロンの使命は、効果を出すだけではなく教育を施すこともある
脱毛サロンの使命は、効果を出すだけではなく教育を施すこともある
前述の思いは、私をはじめSeizeのスタッフたちの原体験から生まれました。私のことをいうともともと美容が好きで脱毛を始めたことがきっかけですが、化粧品やフェイシャル施術については割と良い商品や施術に効率的に辿り着きました。なぜなら化粧品やフェイシャル施術は正確な情報がある程度取得しやすいし、もし自分に合っていなくても割と低コストなこともあり、次々と試すことができたからだと思います。
しかしながら脱毛となるとそうはいきませんでした。脱毛は「抜けた」「生えてこない」「ツルツル」という期待する効果はシンプルなのですが、効果に関するメカニズムが(いまだにですが)あまり一般的になっていないこと・長期間の過程へのシミュレーションがされていないということが原因で、やってみないとわからないということが当時の私の状況でした。また口コミの質も当時はステルスマーケティングが横行していたため、特に信憑性がなかったように思います。また脱毛サロンによっては技術の至らなさを「個人差」といった便利な言葉で括ることもありましたので、一見接客が良く質が高いようなサロンが蓋を開けるとそうではなかったということも大変多いのです。
実際に私は創業前、脱毛サロン・クリニックにいくつか通っていました。良い店舗・そうではない店舗があったことは事実ですが、総じていえることはお客さまの結果にこだわり教育を施せることが良質かそうでないかの判断軸だということです。
脱毛中、日焼け・保湿ケアを行える意識を生み出すために必要なこと
一人ひとりの脱毛の結果にこだわることは、脱毛サロンとして当たり前の自覚ですから今回はここに触れません。それでは脱毛の教育とは一体どういうことでしょうか?冒頭には自立的。という言葉を出しましたが、これに導くことが私たち脱毛士の大切な任務名のです。脱毛の知識は脱毛士やサロン・クリニックのノウハウですから、公開の必要はないのでは?という意見もありますが、これは違います。これまでにもお伝えしたように脱毛は私たち脱毛士が一方的に行う施術ではなく、常にお客さまと伴走するイメージなのです。
例えば肌の色で、脱毛施術の効率や火傷や肌荒れのリスクが変わってきます。例えば肌の水分量でも同じことがいえます。そして肌の色の管理や水分量の管理を脱毛士が日常で行えるのか?というとこれは不可能です。具体的には日焼けや保湿(スキンケア)への対策といったアクションを、お客さまには自立的に継続いただかなければなりません。またもう少し前提のことをいうと、「サロンに適正な頻度で通う」ことも同じことなのです。
ここで何をいいたいのかというと、人は行動の理由を大枠でも理解していないと継続したアクションを行うことができないということです。そして裏を返すと、アクションの背景を理解することができれば、脱毛を成功へと繋げることができるのです。
今回のまとめ
少しずつでもいいので、私たちは一般のメンズの方々へと脱毛に関する見識をお伝えしたいと思っています(実際にお客さまにはすでに行なっています)。そうすることで通う脱毛サロンの選択が容易くなり、また施術の最中も効果を上げやすい習慣を行うことができ、良い結果に繋がるのだと思います。
近い将来は大津市・草津市・東近江市・京都市など、周辺にお住まいのメンズたちにお集まりいただき、脱毛の基礎知識などを波及する取り組みができればと現在考えています。