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お知らせ・コラム
抜ける脱毛と安全な脱毛を達成するために、大切な3つのポイント
さて、前回のコラムでは脱毛サロンは教育を行うことが必要だとお伝えしました。教育とは一方的な言葉に聞こえますが、これは脱毛士と伴走し脱毛効果を上げることにおいてとても重要なことなのです。
永久脱毛という広告文言に惹かれて現在サロンに行っているが一向に結果が出ない。クリニックのレーザー脱毛が痛くて我慢できなかったので美容サロンに髭脱毛に通っているが、なかなかツルツルにならない。腕の産毛だけかなりの毛量が抜けていない。こういう口コミを見ると、まずご本人が抜けない原因の特定をできているのかということが私たちは気になります。
目次
肌を日焼けすることは、脱毛施術の大敵です
ここで一旦整理をしないといけないことがあります。脱毛は抜けにくい原因として施術に通うサロンやクリニックの落ち度だけではなく、脱毛に通うご本人の落ち度が原因になっている可能性もあるということです。これは「脱毛が合わない体質」という曖昧な意味ではありません。前回のコラムでお伝えした肌の色・スキンケア・適正な頻度で通えているかどうかという点などです。
肌の色は黒くなると脱毛の効果は落ちてしまいます。それは脱毛器の光エネルギー量を、かなり制限する必要が出てくるからです。脱毛器の光エネルギーは、肌の深部毛根に位置するメラニン色素に反応します。メラニン色素はおわかりのように黒色ですから、つまり脱毛器の光エネルギーとは黒色に反応するわけです。この基本的な原理がわかると、肌の色が黒いことで生じやすくなる「火傷」の理由に納得ができると思います。もともとメラニン色素に反応するべきだった脱毛器の光エネルギーは、肌表面の一部を対象とすることから、熱エネルギーの分散を促し(極端にいうと)肌を焦がし火傷へと繋がるリスクを生み出すわけです。当店では立命館大学・龍谷大学・滋賀大学・滋賀医科大学などの学生メンズたちが多く脱毛に通っています。学生の方々はエネルギーがあり活発ですから特に春・夏はレジャーに出かけ様々な活動に取り組んでいます。つまり日焼けで肌の色を真っ黒にしてしまう機会がたくさんあるのです。私たちは日焼け対策について、お客さまには遠慮なく入念に注意喚起をしています。もちろん人生の中で貴重で短い学生生活を十分に楽しんで欲しいので、レジャーに行かないで。とは言いませんが、日焼け止めは必ず使用してもらっています。また日焼け止めは、製品の品質にまで確認やアドバイスをいたします。紫外線散乱剤や吸収剤に使われる成分で紫外線のブロック力が変わりますし、もちろん合わせてPAやSPFの値もアドバイスしています。
スキンケアと脱毛効果には、大きな因果関係が存在します
日焼け防止とも関わりが深いですが、スキンケア(保湿ケア)は本当に大切です。いまでは、まったくスキンケアをしないメンズの方が珍しくなりましたが、ここでいう保湿ケアの目的は美意識やアンチエイジングという視点ではなく、「脱毛効果の最大化と安全性の確保」この1点です。なぜこの目的と繋がるのかというとメカニズムは日焼けに反応する脱毛器の熱エネルギーと同様です。肌内部に水分量が豊富であると熱エネルギーへの耐性が強くなるため、その分脱毛器のスペックを十分な幅で技術者が使用できることから効果はもちろん上がりやすくなりますし肌全体の耐性が強くなれば火傷や肌荒れを起こすリスクも最小限に抑えることができます。ちなみに保湿はいかに良い化粧品を一時的に使っても肌は本当の意味で潤いません。保湿は毎日コツコツ行うことが大切なので、脱毛を行うメンズにはホームケアを徹底して行なってもらっています。
また適正な頻度でしっかりと施術に通わないと、いかに優れた脱毛技術をもってしても効果がそれに伴いません。髭・脇・VIO・背中・腕・脚どこの体毛をとっても毛周期が存在する限りは、脱毛状態に応じたプロが見た正しい頻度でサロンやクリニックに通う必要があるのです。
今回のまとめ
脱毛広告の一例で、「通い放題」を売りにするサロンがありますが適正な頻度以上に脱毛施術を行う意味は特にありません。むしろ肌を刺激から落ち着けるためにはある程度期間を空けることも大切ですし、そもそも過剰に通うコストが無駄になることを考えればお客さまにとってこれは不利益なことだといえます。
Seizeは一人ひとりにカウンセリングを行い、それぞれの脱毛プランを立案し続けていますが、これらの理由はすべて脱毛効果の最大化と安全性の確保が目的となるからです。