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お知らせ・コラム
コストパフォーマンスを上げるための、脱毛における2つの視点
肌の色(日焼け)・スキン(保湿)ケア・適正な頻度で脱毛サロンやクリニックに通うことなど、脱毛を受けていただくお客さまに気をつけてもらうこと・また取り組んでいただくことを前回までのコラムではお伝えいたしました。
いまやメンズ脱毛は、顎や頬などの髭だけでなく顔全体(産毛も含める)の脱毛・VIOなど肌が敏感な部分の脱毛をオーダーいただくことが大変多いです。お客さまに注意喚起することはもちろんなのですが、サロンや脱毛士サイドがしっかりとプロ意識や技術を持ち施術やカウンセリングを行うことが重要です。
目次
脱毛のコストパフォーマンスを上げるための地道なサロンワークについて
今回の内容は、私たちが行う・あるいはアナウンスをする脱毛の注意点についてお伝えしたいと思います。前提としてですが、私たち脱毛士はお客さまに使っていただく(施術)時間・回数をできる限り最小限に抑えた上で、「期待以上に肌がツルツルになって、大満足です」といわれるように脱毛効果の最大化に努めています。そのためには脱毛器の選定や操作技術・診断のトレーニングなど、様々なことに取り組みノウハウを積み重ねて日々レベルアップをしています。ただし永続的な技術向上のためには、こういったメインの業務だけではなく、地道なアクションやお客さまとのリレーションシップが不可欠です。
その1つに、例えば硬毛化の対策などが挙げられます。硬毛化とは、脱毛施術(治療)後に光を当てる前の状態よりも毛が太くなったり密集したりする現象のことです。部位としては特に顔全体・背中・腕など産毛が多い箇所に出やすいです。硬毛化の原因や対策はまだまだ一般的にはなっていませんが、Seizeでは創業当時より硬毛化の原因や対策を研究しており、これにより発生リスクを最小化する成果も上げています。現在当店に通うメンズのお客さまはもちろんですが、硬毛化は女性が多く悩んでいる現象の一つですので大津市・草津市・東近江市・京都市周辺にお住まいの女性がコラムを見てご相談のみにお問い合わせいただくことも珍しくはありません。
また前回日焼けやスキンケアの重要性について題材にしましたが、これらの取り組みに紐づく火傷のリスクについてもしっかりとケアを行います。脱毛は火傷のリスクがまったくないということはありません。つまり私たち脱毛士は、火傷になるリスクを可能な限り下げることが重要です。当店には常にカラースケールを表にして置いてありますが日焼けをしてしまったお客さまにはこれを使いより入念な診断や施術を行なっていきます。
脱毛で痛みやムダ打ちを防止するための対策と留意点
日焼けと同じくらいに、肌荒れについても入念に対応しています。特に当店において多くの層になる若い世代の肌荒れの原因はほとんどが乾燥です。そして肌の水分量が少ないと、脱毛が肌荒れに繋がるだけではなく、施術時に痛みが生じます。過度な痛みがあればプロとしては施術を止めることもありますし、なんといっても痛みは施術へのモチベーションを打ち砕き、どうしても間隔の空き過ぎた来店になることで全体の結果に悪い影響を及ぼしてしまいます。繰り返しにはなりますが、保湿は一日にしてなりません。毎朝毎晩しっかりとした品質の化粧水を使い、クリームで乾燥から肌を守ることを少なくとも脱毛期間中は行う必要があるのです。
また毛抜きなどをセルフケアで行うことも禁止いただくようアドバイスをしています。シェービングにより表面の毛を剃ることは構いませんが、毛根部を抜いてしまうと脱毛器の効果が低下してしまうからです。
今回のまとめ
施術をしたばかりのお客さまには、私たちはこのような留意点をまとめLINEなどのメッセージで配信しております。この点でお客さまにお褒めいただけるのは、ただ禁忌事項がメッセージで書いてあるだけではなく、補足や現場の解説でその理由を伝えられているということです。
バックボーンに理解があると、アクションが徹底され結果脱毛のコストパフォーマンスが上がることを実感しています。