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2025.04.30

Column

脱毛サロン・クリニックの価格変動問題を言及します

医療脱毛に通うメンズは全体の3割程度に上るともいわれておりますが、この業界については現在大きな変化が起きています。特に2024年においては、大手の医療脱毛サロンが倒産したこともあり多数の債権者が迷惑を被ったと同時に、いわゆる「医療脱毛難民が一気に増えたことによる他の医療脱毛店の大幅値上げ」が問題視されています。

当コラムについては、医療脱毛と美容脱毛にはそれぞれがメリットを持っており、各々の現状や考え方によって支持する施術方法は異なるということをお伝えしています。つまり当店は美容脱毛サロンではありますが、医療脱毛の市場や特性をよく理解しています。今回のテーマでは、なぜ医療脱毛店に大幅な値上げが行われているのか?ということをお伝えしたいと思います。

目次

脱毛施術が続々と値上げされているもっともコアな理由について

脱毛は職人の技術であるため、企業は教育を行わなければならない

今回のまとめ

 

脱毛施術が続々と値上げされているもっともコアな理由について

Seizeのお客様方は主に草津市・東近江市・大津市・京都市といったエリアからお越しいただくメンズが多いのですが、このエリアにおいても医療脱毛を行うクリニックの値上げは少しずつ行われています。もちろん値上げは変更前後の値上げ幅ということになりますから、着目すべきは適正な価格設定が現在されているのか?という点です。

例えばとある大手の医療クリニックは、全身脱毛1回9,000円から20,000円程度まで変更がされました。この部分だけ切り取ると、単純に220%の値上がりはひどい。という意見が散見しそうなものですが、私たちはこの現象を適正価格に戻ったに過ぎないという捉え方をしています。実際に当該クリニックの発表を見てみると「コスト増加を避けることができず、価格を改定する判断をいたしました」というものでした。ここで大切なことは「コストとはなにを指すものか?」という点です。コストには脱毛器・家賃・光熱費など様々な経営に関する設備・運転費用がありますが、最たるものは人件費です。

結論からいうと、全体的に医療脱毛はこれまで適正な価格を大幅に下回ることを強いられていました。その原因は過当競争によるものです。これは脱毛だけではなく商売そのものにいえることですが、販売価格が圧縮されるとその分コストも圧縮しなければ経営を維持することができません。しかしながら脱毛器や家賃、光熱費などを削ることは難しいですから、人を雇えないという課題が消費者の「予約が取れない問題」に発展したのです。

コラム読者はもうおわかりだと思いますが、脱毛は適切な期間での施術を行わなければ美容・医療問わず、結果は芳しいものが出ないので正に双方にとって負のスパイラルに陥るわけです。

脱毛は職人の技術であるため、企業は教育を行わなければならない

人件費にコストが割けない。ということは予約が取れない以外にも大きな問題を生み出します。それは脱毛施術の品質に関する問題です。私たちはこれまで脱毛は職人が行う仕事だということを常々発信させていただいておりますが、もちろん脱毛士は始めから職人であるわけではありません。脱毛器に関する正しい知識や操作設定方法、肌や毛に関する診断技術や施術後のシミュレーション力など、一朝一夕では身につかない経験がどうしても必要になります。またお客様を正しいセルフケアに導けるだけのカウンセリング力も身につけなければなりません。

そうすると企業としては優れた技術者を生み出す教育のプログラミングや実行を行わなければなりません。これらは予算上すべて人件費から支出されることになりますから、それぞれのサロンが十分なコストを獲得することは、脱毛を受けるお客様の満足度にも大きく影響することになるのです。

 

今回のまとめ

当店は立命館大学・龍谷大学・滋賀医科大学・滋賀大学といったメンズ学生のお客様が多いですが、とにかく安い。という料金設定ではなく、適正価格で十分にリピートをいただいております。脱毛はとてもシビアな施術で、2〜3回である程度の効果がわかります。

回数を重ねても毛が抜けないようなサービスを展開するよりは、適正価格でしっかりと効果が出るサービスがお客様ならびにサロンや技術者をハッピーにしていくのです。

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