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2024.03.13

Column

永久脱毛の定義及び、毛器官の基本的な構成について

永久脱毛という言葉があります。当店の脱毛サロンに限らず「永久脱毛ができますか?」というお客様の質問はありますが、クリニックやエステティックサロンがどのような方式の脱毛器(医療・美容問わず)を使っていても、またその脱毛器がかなり高い出力であったとしても、ほとんどの場合「永久脱毛を保証することはできません」と脱毛店舗の従業員は答えなければいけません。

目次

はじめに

永久脱毛の世界的な共通定義は、年々高い基準に設定をされている

毛器官がわかれば、効率的な脱毛方法・非効率な脱毛方法が理解できる

まとめ

永久脱毛の世界的な共通定義は、年々高い基準に設定をされている

各媒体の広告はもちろんのこと、クリニック内やエステサロン内での提案も法律では広告と見なされるため、(医療用機器であったとしても)その脱毛器が科学的根拠なく永久脱毛と標榜するものであれば、事業者は処罰の対象とされてしまいます。

そもそも「永久脱毛」という言葉が頻繁に広告で用いられるようになったのは、レーザー脱毛や光脱毛の普及が起きたことから始まります。レーザー脱毛器を使い医療脱毛が開始されたのは、現在から26年前にアレキサンドライトレーザーという脱毛器が使われたことがきっかけです。アレキサンドライトレーザー以後、ダイオードレーザー・YAGレーザーが医療脱毛レーザー脱毛器として市場で活躍することになります。

そして2016年、シネロン・キャンデラ社が「Gentle Lase Pro」というロングパルスアレキサンドライトレーザーを開発し、長期的な減毛を目的とした医療機器の製造販売承認を取得しました。2021年1月時点では、4社7機種の脱毛器が承認されましたが、この出来事が主な契機といえるでしょう。また脱毛施術はSeizeのようなエステティックサロンでも行われているので、同時に光脱毛式のIPR脱毛器も急激に普及しています。

ここからが本題ですが、従来永久脱毛の定義とは、アメリカの電気脱毛協会が決定しており、その概要は「最終脱毛から1ヶ月後の毛の再生率が20%以下であればよい」というものでした。しかしそれから1998年になると、ハーバード大学から発表された「permanent hair reduction」という提言により前文の定義も撤回されます。

変更された永久脱毛の定義とは、「レーザー脱毛の施術後、身体全身・もしくは各脱毛部位において、通常の毛周期を超えても毛の本数が著明に減少している状態を維持していること。」です。これは要約すると、永久脱毛という概念のハードルはまた一段と高く変化したことを示しているのです。そして米国食品医薬品局(FDA)では、この定義をレーザー脱毛装置の認可基準にしています。

当店だけでなく、滋賀県の草津市・大津市・東近江市・また近郊の京都市にはSeize以外にも様々な脱毛サロンがありますが、こういった規制を無視したインパクト重視の違法広告には十分に気をつけください。

 

毛器官がわかれば、効率的な脱毛方法・非効率な脱毛方法が理解できる

永久脱毛だけではなく、体毛が抜ける・体毛が抜けない・体毛が残る・体毛が残らない・安全度・リスク・長期間・短時間など、脱毛サロンにはじつに多くの議論や質問がお客様から集まりますが、そのためには毛器官を理解する必要があるでしょう。また毛器官を理解することで、レーザー脱毛・IPL脱毛器の仕組みを紐解くことができるのです。

毛器官は、唇・手のひら・足底・粘膜を除く全身すべての肌に存在しており、脱毛を行う箇所で人気の、顔・ワキ・うなじ・腕・脚・背中・VIOといったほぼすべての施術部位にも同様のことがいえるのです。毛根部位から伸びる体毛は、肌内部の毛包に囲まれ構成しています。体毛は表面化しているのは毛幹・肌内部に構造されているのは毛根です。毛根部位は様々な組織や細胞で構成されています。

お客様の体毛に関する質問に答えられるだけでなく、私たちは速やかに脱毛効果を上げるため、こういった毛器官という分野の知識を心得ているのです。

 

今回のまとめ

当店ではコースで脱毛を申し込むお客様であっても、基本的には都度払いの対応を行なっております。私たちはお客様一人ひとりに寄り添い脱毛プランやスケジュールを組みますから、都度払い制度の方がお客様にとっても私たちにとっても利便性が高いというわけです。しかし同時にこの仕組みは、私たちとお客様が共同で脱毛プランをマネジメントすることを意味しますから、例えば毛器官の中でも必要最低限の知識をお客様とサロン内では共有をしているのです。

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