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お知らせ・コラム
メンズ脱毛の普及は顔脱毛のニーズが高いこと。顔脱毛の必要性について
以前のコラムでは、男性(メンズ)や女性・高校生や大学生やシニア層によって異ならない体毛の特色をテーマにし、主成分のケラチンの特徴や硬毛と軟毛の違い、各体毛の部位によっての役割を共有しました。また体毛の形状は直毛・波状毛・縮毛ごとに断面図が異なり、その理由は毛包の形状の違いによるものだということも述べました。
今回のコラムでは、体毛の太さ・硬さ・軟毛や硬毛以外の種類にも具体的に触れていきたいと思います。脱毛はその部位範囲により価格や時間が変動しますが、これは脱毛範囲だけが要素ではなく、箇所箇所の体毛の性質にもよって、コストや私たち脱毛士がケアする手法も変わっていくのです。
目次
はじめに
全身に分布する体毛の数々は、毳毛・軟毛・硬毛(終毛)に分けられる
全身に分布する体毛の数々は、毳毛・軟毛・硬毛(終毛)に分けられる
日本人の体毛の太さや硬さは、全身の中でも髭・ワキ・VIO・腕・脚・手の甲など、生えている部位、または対象の個人によって違いがあります。ただ日本人の体毛の太さを平均的なデータでいうと細い毛で0.06〜0.07mm、普通の毛で0.08〜0.09mm、太い毛で0.1〜0.12mmだと報告をされています。対毛の硬さについてですが、毛皮質の厚さが決め手になることが多く、つまり毛皮質が厚いほど体毛は硬くなり、毛皮質が薄いほど柔らかくなるといわれています。
また体毛とは毛髄質(メデュラ)やメラニン色素の有無によって毳毛・軟毛・硬毛(終毛)と、細かく分類されています。毳毛とは毛髄質(メデュラ)やメラニン色素が少なく、大体胎生期の終わりにまでは脱落してしまうといわれています。軟毛は、メラニン色素は持っていますが毛髄質(メデュラ)がなく、全身の肌の大変広範囲を覆っている体毛です。硬毛(終毛)は、メラニン色素と毛髄質(メデュラ)がともに存在する体毛で、頭部・腋窩・陰部など限られた部分に生えています。
髭脱毛が当店の人気メニューである理由は、1日を効率的に過ごすため
通常の体毛に比べて硬く、男性は目立ちやすい髭は、当店でも人気の脱毛施術部位です。髭(顔)脱毛を行うことにより、清潔感が出る・肌が綺麗になるというようなイメージアップや美容目的であるお客様も多いですが、それと合わせて「朝の髭剃りの時間が煩わしい」・「朝髭を剃っても夕方に生えてくる」といった髭剃りの時間をカットすることで、1日を有用的に使いたいというニーズは年々高まっています。当店のお客様は、東近江市から彦根市に車通勤・草津市から京都市まで電車通勤をされる多くの多忙なビジネスマンの方々がいますし、立命館大・龍谷大・滋賀医大・滋賀大の学生の方々も、日頃の授業やアルバイト、就職活動とタイムスケジュールは皆さんのほとんどがタイトです。
男性の髭剃りスキンケアには、じつに4つのステップがあり、これを毎日繰り返すことに疲労や肌のダメージを伴うのです。工程はシェービングソープ・シェービングクリーム・プレシェービングローション・アフターシェービングローションに分かれています。このような髭処理のためのスキンケアには、それぞれ使う商品に特徴や目的が備わっています。シェービングソープは石鹸に似た特徴をもっており、石鹸よりも洗浄力が低く均一で粘りがあり濃厚で持続性のある泡の質を出すようにしています。目的は髭を軟化させることで、髭剃りにおける肌荒れを防止するということです。シェービングクリームは大体その半分が石鹸にあたります。石鹸水で髭を膨潤に、また軟化させることで、剃りやすい状態にもっていくのです。プレシェービングローションは、電気カミソリの普及と同時に生まれた工程です。化粧水を用い肌のすべりをよくし、肌を引き締めることで髭を立て剃りやすくする方法もあるのです。アフターシェービングローションは、剃刀負けや肌荒れを防止する役割を担います。アルコールで清涼感、殺菌を効果させる・またメントールやカンフルを使い清涼感・消炎を効果させる・粉末を配合し皮脂分泌の抑制を効果させる商品のタイプが存在します。
今回のまとめ
以前と比べて髭剃りの手間を省くことへの共感・人生の時間を効率よくに使えるという合理的な視点や価値観を置くことへの共感により、メンズ脱毛は急速な普及を長期間継続しています。しかしながら当店がこのコラムを用いて共有したかったことは、それだけではありません。髭脱毛を行わなければ、いつまで経っても肌荒れを促進してしまうということです。そもそも髭剃り用の化粧品とは、髭剃りの負担を軽減する目的で使用されています。つまり言い換えれば髭を剃る行為そのものが、肌に負担をかけることなのです。
Seizeは一エステティックサロンとして、真っ先に髭を含めた顔脱毛を、美意識の高いすべての男性の皆様にお薦めいたします。