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お知らせ・コラム
脱毛サービスを行う優良店舗が必ず行うカウンセリング内容について
当店がメンズ脱毛を受けるお客様で毎日賑わっていることも、街中やデジタルメディアのいたるところに脱毛広告が散見することにおいても、この現象は男性の脱毛ニーズが地域問わず上がり続けていることが原因だといえます。一時は男性がメンズエステティックサロンを訪れ脱毛を受けるということは、男磨き・モテるため・出世するため・清潔感を手にいれるためといった、どちらかというと自己実現がベースとなった欲求によるアクションだといわれていましたが、Seizeで脱毛施術やカウンセリングを日々行なっていると、このような価値観も徐々に変化しているように思います。具体的にいうと「脱毛しないとデメリットなことが多い」という思考のパラダイムシフトを私たちは垣間見ることが多いのです。
目次
はじめに
1.脱毛の優良店舗であれば、毛周期についてカウンセリングに欠かさない
まとめ
脱毛の優良店舗であれば、毛周期についてカウンセリングに欠かさない
冒頭で述べたこのパラダイムシフトは、ますますメンズエステティックサロンに通うだけに問わない脱毛文化の普及を促進するでしょう。そして想定されるのは、いわゆる脱毛顧客の難民化です。買い手にとってニーズが高く、その数がサービス供給できる脱毛サロンを追い抜けば、情報が手薄な消費者にとって満足できる脱毛施術が受けられる可能性は低くなってしまうということです。大変地道なことではありますが、私たちのコラムで上記の現象が少しでも抑制されたらいいと思っています。
さて、本題ですが前回のコラムを振り返り、具体的にその内容を掘り下げていきましょう。
以前のコラムで、医療によるレーザー脱毛器を用いた施術も、当店が行う美容脱毛に関しても、共通する内容は光エネルギーにより毛根部にアプローチを行うことで、脱毛を行っているのだと述べました。また毛周期(ヘアサイクル)は、毛母細胞が増殖、分化して体毛を成長させる成長期と体毛の成長がストップし毛根が萎縮していく退行期と体毛の形成を停止する休止期の3つの時期に大別できます。
これらを詳しく見ていきたいと思います。まず成長期(anagen phase)ですが、これが始まると毛包や真皮の奥に深くに入り込み、毛乳頭の位置に達します。そして毛母細胞は活発に増殖・分化し、体毛はぐんぐんと伸長するのです。成長期は体毛の部位によって大きく異なり、頭髪で2〜6年・腋窩で4か月程度です。退行期(catagen phase)は、毛根・毛母と毛乳頭の結びつきが緩むことで毛根は退行します。そしてその後、毛包も萎縮して真皮の浅い位置に向かい、体毛の伸長も以降行われなくなります。退行期は平均2〜3週の期間だといわれています。休止期(telogen phase)ですが、この時期は毛包が毛隆起の位置まで萎縮し、毛乳頭は毛球の外に取り残され、毛母細胞も消失します。そうすると体毛と毛包との固着力がなくなるため、シャンプーや摩擦などによって自然に脱落していきます。休止期の期間は大体3〜4か月といわれています。
脱毛プランやスケジュールが、一人ひとり違う理由について
私たちがVIO・顔(髭)・ワキ・スネ・腕・脚・首など脱毛する箇所によって施術の仕方やプランを別に提案している理由は、年齢や個人差、脱毛進行度などに応じて、毛周期が異なることが大きな要因の一つです。毛周期とは隣り合った毛包でも同調性は特になく、それぞれ独自の成長を辿っていきます。そのため体毛は順次抜け変わって常に全体として一定の数を保っているといえます。すべての毛穴が同じサイクルの場合、1年間を通して体毛がツルツルの時期とフサフサの時期ができてしまいますが、大体同じくらいの濃さになってますよね。これはあくまで平均的な話ですが、頭髪は成長期にあたる毛の割合が85%・休止期は10数%といわれています。毛周期は年齢が上がると伸びる傾向にあり、眉毛や耳毛は成長期の期間が伸長するため、長くなると考えられています。体毛の再生スピードはアメリカの研究機関データによると、抜毛後、再び毛の先端が肌表面に出てくるまで眉毛は64日・顎が92日・陰毛が121日・腋窩が123日・頭頂部が129日要するといわれています。また毛の先端が表面に出てきてからの成長スピードは、(1日毎)顎が0.38mm・頭頂部が0.35mm・腋窩が0.3mm・イン毛が0.2mm・眉毛が0.18mと報告されています。
今回のまとめ
「脱毛をしないとデメリットが多い」とはどういうことなのか?例えばそれは自宅リビングやお風呂場での大量の抜け毛・料理人の方など手先を見られる仕事の方では手の甲や指の毛・営業をするお仕事であれば髭など、これまで印象を良くするための手段である脱毛が、印象を悪くしない(つまり損をしない)ための手段に変わってきているのではないでしょうか。私たちSeizeのメンバーは、脱毛に通うお客様が増えて喜ぶわけではなく、こういった個人の目標が脱毛により叶っていくことに注視して取り組んでいきたいと思います。