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お知らせ・コラム
脱毛サロンが行うカウンセリングは、なぜ重要であるといえるのか
当店のスタッフが行うカウンセリングは、お客様一人ひとりの(脱毛状態の)ゴールが実現できる最良のプランへと導くこと・そしてこれに対する適切なスケジュールをご提案することです。以前他の脱毛サロンに通っていたお客様からは、「通い放題の契約をしたけれど、予約が取りたいときに取れなかった」という口コミを頻繁に耳にします。Seizeでは、お客様の各脱毛プランに基づき予約が取れることはもちろんのこと、10時〜22時迄の幅広い営業時間の設定・LINE予約システムのご用意など、多忙な学生や社会人の方々でも、脱毛目標が達成するまで通い続けられ、そしてそれぞれのスケジュールに合わせやすいサロン環境整備に取り組んでいます。
目次
はじめに
脱毛のプロフェッショナル知識を養うことは、当店の最重要教育方針です
脱毛のプロフェッショナル知識を養うことは、当店の最重要教育方針です
Seizeにはオーナーの大石の他にも優秀な脱毛士が複数在籍しています。私たちが考える優秀な脱毛士の要素とは、脱毛施術の技術力が高い・個人別に体毛の特徴を捉えることができる観察力が高い・お客様に正しいヒアリングやアドバイスができる・体毛や脱毛器のメカニズムが深く理解できている(脱毛に関する知識量が高い)など、じつに様々なものがあります。
その中でも私たちは、脱毛に関する知識を少しでも多く得ることが、スタッフ教育にとって一番大切なことだと考えています。なぜなら脱毛の技術が優れていて効果性の高い施術ができる・髭、脚、腕、VIO、うなじなど部位別に体毛の特徴を捉えることができる・ヒアリングや習慣のアドバイスをすることができるなどは、そもそも脱毛の基本的・発展的な知識が備わってからこそだと考えるからです。
コラムは前回までにわたり、多毛症の詳細についてお伝えしました。多毛症はあくまで医療の領域であるからといって「脱毛士が勉強する必要もありません」というのは、あまりにも無責任です。診断や治療はもちろん行えませんが、「多毛症は内分泌疾患の一症状といわれるため、医師の診断を受けた方がいいと思います」というアドバイスは、私たちが学習しているから行えるものなのです。
今回は、ハーシティズム・別名「男性型多毛症」といわれる硬毛の症状を、読者の皆様に深く理解していただきたいと思います。ハーシティズムは、女性や子どもの顔・胸・腕・太腿・下腿といったそれぞれの部位に成人男性のような硬毛が生えることを指しています。女性に起こる男性型多毛症とは、卵巣や副腎で男性ホルモンに当たるアンドロゲンが過剰生成(もしくはアンドロゲンに過剰反応する)されることで発症をします。この原因は卵巣・副腎・下垂体などの疾患、投薬の副作用、(原因となる疾患のない)特発性多毛だといわれています。
硬毛化は成人男性(メンズ)だけではなく、女性や子どもにも起こりうる
順に見ていきましょう。卵巣性の多毛症は、女性が男性型多毛症を起こす疾患としてもっとも多いといわれています(具体的な病名は、多嚢胞性卵巣症候群という)。これは卵巣の中にじつに多くの嚢胞が詰まってしまうという特殊疾患で、月経異常や不妊の大きな原因になっているといわれています。医療関係者によるとこの発症には、アンドロゲンの分泌過剰が関係していると考えられており、多毛だけではなく肥満がその他の症状としてあります。稀ではありますが。卵巣腫瘍によってもハーシティズムが発症するケースも存在します。副腎性の男性型多毛症の原因となる疾患は、クッシング症候群・先天性副腎過形成などがあるといわれています。クッシング症候群は、下垂体や副腎の腫瘍が基となり副腎皮質のホルモンが過剰に分泌される疾患です。医原性の多毛症は全身に投与する副腎皮質ステロイド薬、免疫抑制薬など、薬剤の投与によって男性型多毛症が起こる現象を指しているのです。
今回のまとめ
私たちはカウンセリングの中で、アレルギー・アトピー・日焼けや色素沈着といった肌の状態や性質をかなり事細かくヒアリングを行います。「効果のある脱毛施術を、たくさんのお客様に受けていただく」ことはもちろん大切ですが、それと同等もしくはそれ以上に「お客様の施術リスクを最小限にすること」が大切であると私たちは考えています。