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お知らせ・コラム
レーザー脱毛器の目標は、「目立つ硬毛を減らすこと」である
当店はエステティックサロンであり、サロンで行う脱毛施術には当然美容脱毛器を採用しています。近年では首都圏だけではなく、滋賀県・京都府の男性(メンズ)にも脱毛という美容習慣はかなりの広がりを見せており、それに比例してSeizeのお客様も医療脱毛・美容脱毛それぞれのメリットやデメリットを理解される方も増えてきたように思います。当店が開業したのは4年前に遡りますが、その頃は「医療脱毛と美容脱毛は何が違う?」という疑問を持つ方が多くその中でも「医療脱毛で使うレーザー脱毛器とは一体どのような脱毛器なのか?」という質問が多数でした。Seizeのスタッフは当店が行うに限った美容知識や体験だけではなく、現在クリニックで広く行われているレーザー脱毛についての理論及び現場でのカウンセリングも体験していますので、いつでもお気軽にご相談ください。
目次
はじめに
医療脱毛(レーザー脱毛器)に通ったSeizeのスタッフ体験記
医療脱毛(レーザー脱毛器)に通ったSeizeのスタッフ体験記
医療脱毛クリニックが行うレーザー脱毛の効果やリスクマネジメントについては、お客様が知るべき多くの重要事項がありますのでカウンセリングに長時間をかけ、従業員または施術者がその内容を丁寧に話されます。これは一般の認識と相違があるのですが、レーザー脱毛は、全身の部位が永久脱毛できることではないと明確にお伝えをされています。脱毛する各部位(髭・わき・首・腕・脚・背中・VIOなど)どれももちろん施術は可能なのですが、永久脱毛が可能であるとは決して一概に提案されることはありません。これは美容脱毛にも同じことがいえるのですが、産毛は脱毛難しく特に色の薄いものに関しては永久脱毛が難しいと話されることもあり、わき・VIO・髭といった太くて色の濃い硬毛は、永久脱毛は可能だと提案されたりで一揃いではありません。またレーザー脱毛の目標自体は、「目立つ硬毛を減らすこと」と、設定されており、そのためレーザー脱毛が行う照射回数や照射間隔は、部位別(髭・わき・首・腕・脚・背中・VIOなど)に違います。また(これは私が通った美容クリニックに限ってかもしれませんが)当店の美容脱毛と違い、個人の体毛差についてあまり細かくカウンセリングはされず、「体毛が減ったり抜けたりする基本的な目安」が、カウンセリングの主な内容でした。
また私が最初に訪れた医療脱毛クリニックでは、施術を断られたことがありました。この時期は丁度真夏で、私の肌はレジャーに行った関係で黒々と焼けていました。当時私は脱毛の専門家ではなかったので知らなかったのですが、レーザー脱毛器は強い波長を深部に照射するため、原則日焼けは禁止されています。(美容脱毛においても日焼けはNG項目になります。)私は腕の毛を脱毛しようと思ったのですが、腕の肌の色調が濃かったため、従業員は色素計を使い診断し、施術は見送られてしまったということです。
医療・美容脱毛サロンはどちらも「脱毛できる状態」であるか診断の必要あり
医療・美容脱毛関わらず当店でも徹底していることですが、レーザー脱毛器を使ったクリニックでは、レーザー脱毛治療を受けてはいけない人という定義が明確に設定されており、私が日焼けによって施術を断られたのもその一因であるといえます。つまり禁忌事項マニュアルが存在するらしいのですが、これはレーザー脱毛を行うクリニックの発信によればカウンセリングを理解できない・完全永久脱毛、または産毛の永久脱毛をお客様が希望する・脱毛を希望する部位が白髪や金髪、または赤髪である・日焼けや色素沈着など、肌の色調がかなり濃い状態である・ケロイド体質の方・妊娠中の方といった人がその主な対象となります。これらは私たちが行うIPL脱毛やその他の脱毛においても重複する点ではありますが、照射アプローチする箇所が限定的で光の波長が肌にかなり刺激的となるレーザー脱毛では、特に厳格にルールが運用されなければいけないのです。
今回のまとめ
本コラムでも見ていただくとわかるように、医療脱毛の中でも特に効果的であるといわれるレーザー脱毛方式においても、脱毛器の目標はあくまで「目立つ硬毛を減らすこと」なのです。大雑把な口コミや比較、評判に流されず、是非私たち含めた脱毛のプロフェッショナルに直接曖昧な脱毛知識・日々の疑問をご相談くださいませ。