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脱毛施術とアフターケア。肌に塗布する薬や脱毛ジェルについて
脱毛器を導入当時、私たちは脱毛サービスに限ってメンズ・女性問わないユニセックスをターゲットにしたサービスにしようかとかなり悩んでいた記憶があります。メンズからスタートした脱毛サービスは、かなり短期間で効果が出て痛が最低限であることや料金についても満足いただくことで、特にサロンの近くである立命館大学学生の方からは、彼女や女性の友人に紹介したいといった要望や口コミが上がりだしました。もちろん経営だけのことを考えればそのままユニセックスの脱毛サービスにしても良かったのかもしれません。しかし私たちは脱毛器の管理・カウンセリング・空間という3つの価値を考えたときに、メンズサービスに絞ることを決意したのです。この点についての詳細は最後に触れますが、今回のコラムのテーマは引き続きレーザー脱毛とIPL脱毛についてお伝えしたいと思います。
目次
はじめ
脱毛施術は、行った後のアフターケアが大切である
医療脱毛代表的手法であるレーザー脱毛・美容脱毛の代表的手法であるIPL脱毛ですが、この2つの脱毛手順に大きく違いはありません。レーザー脱毛の具体的な手順を見ていきましょう。髭や脇・首・腕・VIOなど、まず脱毛する箇所に、刺激性皮膚炎などの肌荒れや明らかな日焼け痕がないかどうかを確認します。刺激性皮膚炎やアトピー、過度な日焼けについては、その箇所の肌状態をまず健康的な状態にさせてから、脱毛施術に移行することになります。また毛抜きは、1ヶ月以前までの使用を禁止されます。そして脱毛する部位を剃毛する前にマーキングをし、丁寧に剃毛をした後、脱毛照射するレーザーに反応しない色(この色は白か黄)のペンを用いて記録します。全身広く脱毛照射をする場合には、脱毛する部位を細かくブロックごとに分け、一つひとつ丁寧に照射をすることが効果を最大限上げるテクニックとされています。脱毛器の出力設定ですが、脱毛した箇所周囲の肌の赤みがすぐに消失する程度がベストとされています。脇・VIOなどの硬く太い体毛は、設定によっては毛包から飛び出す所謂「ポップアップ現象」を生じさせることもあるといわれています。
また医療式のIPL脱毛は、脱毛箇所の毛根部位を照射します。施術後はまずアイスパックや凍らせたタオル・ガーゼを使用して、密着させてから冷却が行われます。この冷却を行わなかったことによって発生した医療系IPL脱毛治療トラブルは、公表されている案件でも相当数あるといわれています。ですから冷却は施術後に必ず行われ、それからステロイド・リンデロンなどの外用薬を使用し、それから数日間、朝と晩アフターケアをするくらいがベストだといわれているのです。
医療用のIPL脱毛器は、脚が火傷をする事例がいくつか確認されている
医療用IPL脱毛器と脱毛する部位の面は、軽い圧をかけ密着させながら出力を行わなければならないのですが、脱毛器のフィルターは基本的に大きな構造をしているため、髭や脇・首・腕・VIOなどによっては、肌と接触することが難しい場合があります。照射フィルターと肌の間に脱毛ジェルが満たされているのであれば、散乱光のIPLから弱い照射へとシフトするだけの変化なのですが、脱毛ジェルがない場合、これは火傷の原因となり、肌(つまり身体)に危害を加えることもあるのです。これは例えば脚脱毛のすねの部分に多数発生している脱毛トラブルであり、この点をしっかり対策するとなれば脱毛部位に応じて脱毛照射フィルターの向きを横から縦に変えるなど、脱毛手技はしっかりと効果や安全のために工夫され、適切な脱毛照射が施されるべきなのです。
今回のまとめ
冒頭Seizeは、脱毛器の管理・カウンセリング・空間という3つの価値を考えたときに、脱毛サービスはメンズに絞ることに決意をしたと述べました。これは脱毛の出力が男性の体毛の特徴に絞って管理されることによって効果が最大限期待できること・男性スタッフが施術カウンセリングに入ることによって、初対面の異性同士では難しい本音のコミュニケーションがサロン内で達成され、また空間もより居心地が良くなるといった量ではなく質的な価値向上を狙ったことにあります。