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2024.04.27

Column

脱毛を行うスタッフには、肌に関する深い知識が必要である

当店は京都市・草津市・東近江市・大津市から幅広い年齢のメンズユーザーの方々に来店いただく脱毛・エステティックサロンです。その中でも大きな層を占めるのは立命館・龍谷・滋賀医科・滋賀大学生の皆様で学割もそのために準備した制度です。私もそうでありましたように、学生時のお客様は時間や費やせるコストに限りがありますので、私たちはその中で満足度の高い脱毛効果を出すことに専念しています。現在主流となっている連射型の脱毛器のように1回あたりの時間は短いわけではありませんが、Seizeが行う脱毛施術はお客様に「すご抜け」と口コミで書かれるほど効果スピードは早く、1回あたりの脱毛効果も高いことが何よりの自慢です。

目次

はじめに

評判や口コミを気にすることよりも、私たちがこだわる教育とスキル

脱毛が行われる前に、止められるべき・留意されるべき事項について

まとめ

評判や口コミを気にすることよりも、私たちがこだわる教育とスキル

効果スピードが早く、だらだら通い続けなくてもいい。1回あたりの脱毛効果が高くモチーベーションが上がりやすい。このような満足度の高いお客様の評判や口コミは私たちも嬉しいですが、脱毛は同時に安全性への配慮が大切であることに間違いはありません。敏感肌・アトピー・アレルギーなど現代のストレス社会では肌トラブルを抱えた方は非常に多く、それは若い学生層をメインのお客様とする当店でさえ例外ではありません。日焼けや白斑などの色素異常・ターンオーバーの鈍化が招く角化異常・皮脂分泌過多・不規則な生活でスムーズでなくなった血液循環・多汗・乾燥など、このような恒常性を失った肌は脱毛効果が発揮されにくい土台であるともいえます。また肌の状態が正常でない場合、脱毛を行うことで疾患を深刻化させたり、何かしらの症状を併発させる危険性もあるので、私たち脱毛士は正しい肌の知識と判断力を持つ必要があるのです。

前回のコラムでは軽度な肌トラブルと脱毛についてお伝えさせていただきましたが、下記からは特に注意すべき肌トラブル(疾患レベル)と脱毛との関係性について触れていきたいと思います。

 

脱毛が行われる前に、止められるべき・留意されるべき事項について

ここからは医療脱毛器・美容脱毛器に関係なく、脱毛する本人・もしくは私たちのような脱毛施術者が施術の可否を判断してはいけない肌トラブルをお教えします。

まずは皮膚がん・悪性黒色腫(メラノーマ)です。皮膚がんにはいくつか種類があり表皮が盛り上がったような形になる「有棘細胞がん」「基底細胞がん」などがその一例です。悪性黒色腫(メラノーマ)もメラノサイトの悪性腫瘍で、皮膚がんの1つです。ここに挙げている皮膚疾患に関しては、医療脱毛・美容脱毛問わず脱毛そのものが禁忌事項ですし、必ず専門の医師に相談することが重要です。当店でもこれを申告されるお客様は当然ですし、このような特徴を疑った場合には、脱毛施術をお断りし、医療機関への通院を促すようにスタッフを教育しています。また母班細胞性母班というメラニン色素をもつ細胞の増殖巣からできる皮膚疾患もその一つに挙げられます。ホクロとは単純黒子ともいいますが、これも母班細胞性母班の小さなものを指しています(大きさによってホクロ・アザと呼ばれている)。またこれらは基本的にメラニン色素を持っていますから、黒色・褐色・青色としてできています。

正しくはもちろん専門の医師に診断してもらうしかありませんが、私たちは皮膚が隆起してこぶ状になっている・皮膚が平らで色素だけが目立つなどという特徴を持っている場合、私たちは皮膚疾患を疑いカウンセリングに気を配るようにしています。

 

今回のまとめ

「未経験からの方でも務まる」といった広告で脱毛サロンの求人がなされていることもありますが、いざ私たちが通う立場であれば顧客として通うことをしないと思います。(教育を重んじているサロンであれば話は別ですが)脱毛施術が高い効果性・安全性を達成するには、優秀な脱毛器だけではなくて、経験や知識に富んだスタッフが必ず必要な要素となるのです。脱毛のプロフェッショナルとは体毛だけではなく、肌に対しての見識を深める必要もあるのです。

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