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お知らせ・コラム
脱毛の施術・カウンセリングが、カスタマイズされる効果とその理由
家庭用脱毛器で本当に効果が出るのか・ニードル脱毛、電気脱毛、レーザー脱毛のメリットやデメリットは何なのか・いくつか枝分かれする光脱毛それぞれの特徴がわからないなど、メンズ脱毛店に来店されるお客様でも近年専門的な質問が増えていることを私たちはいい傾向だと思っています。企業主導の広告やステルスマーケティングに踊らされることなく賢くお店(脱毛サロン)選びを行うのであれば、やはり脱毛施術者だけでなく来店するお客様にも一定の知識を備えていただくことを私たちは望みます。そして私たちSeizeではこういったご質問に誠実にまた正確にお答えできるよう、スタッフ一同日々の業務に加え脱毛にまつわる教育・学習・トレーニングに励んでおります。
目次
はじめ
脱毛器のエネルギー熱量を、Seizeが都度調整する理由について
脱毛器のエネルギー熱量を、Seizeが都度調整する理由について
髭・脇といった定番の部位だけでなく、脱毛はいまやVIO・スネ・脚・うなじ・首といった全身の部位で行う施術になりました。つまり一人ひとりにカスタマイズすることはもちろんのこと、幅広い箇所にわたる体毛の特徴に合わせた施術スキルが脱毛サロンには求められているということです。幅広い箇所の脱毛効果を上げるためには、脱毛器のスペックもちろん優れていることを要しますが、それだけではお客様の満足度を最大限高めることは不可能です。結論からいうと、脱毛器が放つ光エネルゴーを常に最適な熱量に設定する必要があります。しかしながらそうはいっても脱毛器の光エネルギーを最適化することは容易なことではありません。例えば脱毛器のアタッチメントは経年劣化で機能が低下してしまいますから、最適な数値が把握できるという前提においても、脱毛器に表示されている熱量は必ずしも正しいとは限らないため、効果を逃してしまうこともあるのです。当店では「熱量測定器」を使い、必ず施術前に脱毛器の実際のエネルギー熱量を確認していますから、熱量を細かく調整することができ、箇所箇所における脱毛効果を最大限高めることができるのです。
脱毛器の処理ではなく、ハサミで処理するべき黒子の体毛について
前回のコラムの引き続きにもなりますが、私たちは脱毛において効果性と同等レベルに安全性にも向き合っています。当店のスタッフは皮膚がん・悪性黒色腫(メラノーマ)・母斑細胞性母斑などの特徴を把握し、カウンセリングに来られた時にこのリスクに備えています。
母斑細胞性母斑の中でも特に黒子(ほくろ)は10代・20代・30代・40代・50代など各年齢層にかまわず多かれ少なかれ肌に形成しています。ここで理解しておきたいことが黒子とは皮膚の先天的な腫瘍性でつまり細胞が通常よりも増殖した状態ということです。なぜ黒子が黒く見えるかというと、メラニン顆粒が集まっている影響なのです。そして黒子には時折体毛が生えることがあるため、脱毛を希望されることがあるのですが、決してこの部分を脱毛してはなりません。黒子はもともと増殖した細胞群ということもあり、施術により黒子が大きくなる可能性があるのです。ではどうすればいいのか?黒子から生える体毛は、必ず脱毛器で処理するのではなくハサミで切らなければなりません。なぜなら体毛そのものは角化した細胞でしかありませんから、これを切っても黒子が細胞増殖するリスクはないからです。
今回のまとめ
脱毛はどのお客様にも一様の効果が永久に保証される・どんな体毛や肌質の方にも優れた脱毛器であれば確実に短期間で効果を上げられるなどといった標榜は大変魅力的に聞こえますが、これらは脱毛サロンが出稿する広告として適切な文章ではありません。脱毛には一人ひとりの毛質があり体質があり肌質にも大きく影響をされているのです。
Seizeではプライベート空間をお客様一人ひとりにご用意し、カウンセリングを丁寧に行っているのですが、これは決してお客様への特別な接客サービスというわけではなく、脱毛効果を安全に最大限発揮するための仕組みだと考え、オペレーションを整備しているのです。