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毛質・肌質・体質は千差万別。当店がカウンセリングを大切にする理由
当店で脱毛施術を行っているお客様には、私を含めスタッフが必ずカウンセリングを行います。カウンセリングでは、脱毛が終わった後日常生活で気にするべき行為についてです。例えばスキンケアの保湿もそうですし、入浴・飲酒・運動の制限の有無や対策もそれに当たります。またこれらのカウンセリングはお客様全員に対し一律のことを行っているわけではなく、一人ひとりヒアリングさせていただきそのご提案内容を変えています。毛質や肌質は千差万別でありますが、体質もまた人それぞれのため私たちは細かな把握や提案を実施・継続しているのです。
目次
はじめに
脱毛とアレルギー。カウンセリング時、申告やヒアリングを必要とする理由
脱毛とアレルギー。カウンセリング時、申告やヒアリングを必要とする理由
これまでのコラムでは、主に体質や外的要因が生み出す皮膚感染症についてお伝えしてきました。これらの場合は皮膚がわかりやすくかぶれていたり、湿疹があったり水疱があったりなど、患部を見ると、ある程度脱毛が行えないことを判断しやすい症状だともいえます。気をつけるべきは「肌が健康そうに見えるが皮膚かぶれを起こしやすい・ケロイドができやすい」といった体質のお客様なのです。これからお伝えすることは、脱毛技術者はもちろんのこと、お客様も把握されているとより安全に効果的に脱毛を楽しむことができる情報です。
肌がかぶれやすい人は主に3つのパターンに分類されるといわれています。まずはアルコールでカブレる人です。アルコールに対してアレルギーがあったりカブレやすい人は刺激の強い消毒液で簡単に肌がカブレてしまいます。つまり脱毛箇所に施術前後消毒をする消毒薬によってこのようなことが起こる可能性もあるわけですから、脱毛をするお客様は事前にこのことをスタッフにお伝えしていただき(当店であれば申告されずともヒアリングをします)、その上でパッチテストを行なっていただくと万全であるといえるでしょう。他には石鹸・石鹸素子などに代表される化粧品のアルカリ成分でカブレる人もいます。石鹸は水酸化ナトリウム・油脂を主成分としてつくられています。そして美容電気脱毛のブレンド脱毛法・電気分解脱毛法でも水酸化ナトリウムが発生します。つまり石鹸のアルカリ成分に敏感になってしますお客様は、美容電気脱毛のブレンド脱毛法・電気分解脱毛法を行うとき、特に細心の注意を払う必要があるのです。また金属でカブレる人も一定います。わかりやすい部分でいうと金属のネックレス・イヤリング・アクセサリーを着用したときに肌が火照ったり、炎症や痒み・赤みを起こす体質の方ということです。脱毛器のブローブは金属でできていることもあるため、このようなケースが重なった場合も、脱毛技術者は細心の注意を払うことが義務付けられるでしょう。
脱毛を行う前に、気になったら医師に確認を行う「ケロイド」体質
また脱毛をする前に、お客様が「ケロイド体質かどうか?」を確認することも重要でしょう。私たちの肌は傷ができると線維芽細胞と繊維・血管組織が増殖することで肉芽組織を形成し、肌の傷を埋めるという役割を果たしています。そしてケロイド体質とは、傷が治癒する経過において、この肉芽組織が大変増加しやすくしこりをつくりやすい体質だということです。何度もお伝えしてきたように脱毛とは肌表面から突起した毛幹部分だけではなく、肌内部の毛根部に熱エネルギーでアプローチをする施術になります。つまりお客様がケロイド体質であった場合には、まずは専門の医師に相談しクリアになった段階で当店までお越しいただくことが何より最適な順序だといえるでしょう。
今回のまとめ
Seizeはお陰様で開業約5年まで辿り着き、京都市・草津市・東近江市・大津市などたくさんのメンズ顧客様が通っていただく美容サロンになりました。そしてオーナー大石を含め複数の教育された脱毛技術者が在籍しており、それでも日々目一杯の施術・接客をさせていただいています。しかしそのような現状でも私たちはすべてのお客様に十分なカウンセリング時間を確保しています。もちろんコミュニケーションをたくさん取りたい私たちのスタッフカラーもあるのですが、そのもっとも大きな理由は、脱毛含めたすべての施術を効果的に安全に実施したいという揺るがない想いなのです。