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脱毛を知るために毛周期を知る。毛周期を知るために肌の内部構造を知る
Seizeの中心メニューは脱毛サービスであるといえますが、フェイシャルエステも人気メニューの一つです。フェイシャルメニューを取り入れていることによって当店には様々なシンジーが起きています。例えばそれはスキンケアに関心の高いお客様がサロンに通うきっかけになったこと・また立命館大学・龍谷大学・滋賀医科大学・滋賀大学の学生の方々が中心でしたが、30代や40代、50代のシニア層であるお客様が特にリピーターになっていただいたことなどです。ただもっともフェイシャルメニューを導入していることによっての効果はそれらではなく、スタッフが肌に関して深い知識を得られたことだと私たちは考えています。
目次
はじめに
毛周期を知るために、肌の内部構造や各器官を知りましょう
肌構造を勉強することによって毛周期を学ぶことができ、毛周期を学ぶことによって効果的な脱毛施術を行えたり適切なカウンセリングができたりアフターケアをお教えすることができるのです。ここで、私たちがお客様にカウンセリング上お伝えしている毛周期の内容について記します。毛周期を知ることは大切です。なぜならお客様がどの種の脱毛器を使用されたとしても、脱毛する部位である髭・脇・脚・腕・VIOなどすべてにおいて、体毛に共通することは毛周期が存在することです。毛周期は主に成長期・退行期・休止期から成り立ち、体毛それぞれの部位(髭・脇・脚・腕・VIOなど)によってそれらの期間は異なります。毛周期が脱毛と関連することで大切なポイントは2つです。1つは成長期の短い体毛は長く伸びることはないという点。もう1つは休止期が長い体毛は脱毛にかなりの回数と時間を要するということを知っておくことです。こういった見識を備えておくことにより、「どこの体毛も減ったり抜けたりするペースにあまり変わりはありませんよ」といった品質の低いカウンセリングに巻き込まれることがなく、よってより賢い脱毛サロン選びができるということになります。
また毛周期をもう一つ深く知るためには、毛乳頭・毛母・毛包・アポクリン汗腺・立毛筋などといった各器官の名称や役割を認知することも重要であるといえるでしょう。なぜなら、毛周期とはこういった肌内部を構造する各器官の寿命や働きに応じて決定されることだからです。肌には大きく表皮・真皮・皮下組織・筋肉から構成され、毛幹部以外の体毛は主に
表皮・真皮・皮下組織にまで大きく関わりがあるのです。つまり肌の体毛には大きな結びつきがあるため、私たち脱毛士はこれらの分野にも精通していないとプロフェッショナルとはいえないのです。
VIO脱毛を行わないことによって将来抱えうる皮膚疾患リスク
体毛と肌の結びつきという点においては、前回までにも取り上げた介護脱毛が普及した理由にも繋がります。介護脱毛とは被介護者自らが施設へ入居する以前に、排泄を行うリスク軽減として考えられる脱毛、そして被介護者をケアする介護者への心遣いとしてVIO脱毛ということが目的と概要でありました。実際日本国内では遅いとはいえ現在40〜50代の男性(メンズ)・女性ともにニーズや脱毛を行う人数がかなり伸長しています。そこで気になることが、被介護者になるとつきまとう排泄を行うリスクとは何か?・そしてどの程度の深刻化が考えられるのか?という点です。まずグローバルな観点ですが、世界ではイギリスを中心となり看護産業の領域で、VIO脱毛を行わなければ水分関連皮膚損傷の原因となりうるという見解があります。水分関連皮膚損傷とは、肌と傷の滲出液・発汗・尿・大便といった過度の水分との接触によって起こる肌の損傷状態のことをいうのです。
今回のまとめ
肌内部の知識を高めることで、保湿の有用性を知りお客様に適切なアフターケアアドバイスが行えることは確かです。そしてその一方で、脱毛をしないことによって生まれる肌トラブルというものも存在しますから、清潔・見た目といったポジティブな要因だけではなく、将来のリスクヘッジとして脱毛を考えることも重要だと私たちは思います。