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お知らせ・コラム
脱毛サロンが洗顔やボディウォッシュをお客様に提案する理由
Seizeではスタッフルームに、少し高価なハンドケア製品を置いていますが、これは脱毛士が手指の衛生管理が重要となるため、かなり手洗いの回数が増えることが大きな理由です。ハンドソープはいわゆるクレンジングですから、強い界面活性剤が用いられ手指の脱脂を促すものであれば、本来健康的であった手も乾燥し悩みの一つに転換しかねないと考えたからです。私たちは「お客様満足度の高い脱毛を行う」ことが最大のミッションでもありますが、これを通して理想となる自分の姿に近づいていただければそれに勝るものはありません。つまり脱毛を通し内面を豊かにするお手伝いをしたいわけですから、業務により自店舗のスタッフが手荒れに悩む要因をつくることはどうしても避けたいということです。
目次
はじめに
脱毛士が行っている手指の衛生管理方法を紹介します
そうはいっても脱毛士が手指洗浄を行うことは、お客様の肌を守ることにおいてとても需要なことだといえます。具体的には手指を洗うことで、不必要な微生物を遊離できるということです。スタッフは手指洗浄を脱毛施術が行われる前後(必要であればグローブ装着もする)に石鹸(ハンドソープ)を手のひら全体に泡立てて、手の甲も隅々まで擦り合わせて肘の下まで洗うことが理想です。特に指の間・爪の間は汚れが落ちにくいためブラシなどを使いよく洗い、また洗った後石鹸成分が残らないように、流水を当てながら十分に洗浄を施さなければなりません。洗浄した後は清潔なペーパータオルなどで水分をよく拭き取り水道の蛇口はそのペーパータオルを当てて閉めなければなりません。尚、Seizeでは固形石鹸は使いませんが、これは衛生管理上、あまりよくないもので密閉性の高い液体のハンドソープを使っています。必要に応じてアルコール等による手指消毒も行います。
優秀な脱毛をするスタッフは、施術やカウンセリングだけではなく、お客様から見えないバックヤードでも常にプロフェッショナルな意識で取り組みを行っていることがこのようなことからもわかります。
脱毛の施術中にわかる、信用できる店舗とそうでない店舗
また電気(ニードル)脱毛器のように肌内部に直接針を使い通電させるような脱毛手法においては、使い捨てのグローブ(いわゆる手袋)が使用されることが多いです。特に手指に傷や炎症のある脱毛技術者にとっては必須のアイテムといえるでしょう。この使い捨てグローブにもいくつか使用上の注意点があります。まずグローブの材質は、ラテックスといわれる天然ゴムの材質・それからプラスチック材質どちらかになります。ラテックス製のグローブは手指にフィットしやすいという脱毛施術者のメリットがありますが、接触性皮膚炎などアレルギー症状が出る可能性の高い材質ですから、私たちは脱毛技術者・お客様双方にとってデメリットであると考え、使用させることをしていません。そして脱毛施術前後に必ず手指洗浄を行うこと・消毒綿で消毒をすること・穴の開いたものを使わないことなど、脱毛施術部位である脇・脚・腕・VIO・髭などの衛生面がしっかりと保たれるよう、脱毛施術者(事業者)は常に気を配る必要があります。逆をいえば消費者にとって、こういった行いが徹底している脱毛サロン(クリニック)なのかどうかを見極めることで、信用できる・できないの判断が適切に行えるということを意味してもいます。
今回のまとめ
私たちは店舗で販売している・していないに関わらず、フェイシャルに使う洗顔・全身に使うボディウォッシュに何を購入するべきなのか?というご相談に積極的に応じています。冒頭でもあったように、洗顔やボディウォッシュは汚れをとることに特化するがゆえ、一部の製品には継続使用すると脱脂してしまうものもあるのです。脱毛による肌の免疫力低下は一時的なもので済みますが、脱脂習慣が蓄積すると肌の免疫力低下は持続的に進行してしまい、乾燥やあらゆるアレルギーを招いてしまうことがあります。
Seizeが脱毛専門店ではなく、トータルエステティックサロンである理由も、こういったアドバイスを行える空間にしたいという強い願いがその一つなのです。