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お知らせ・コラム
安全・継続をお約束する、Seizeの脱毛サービスに対する考え方
Seizeでの無料カウンセリングで脱毛に前向きになっていただいたお客様には、必ずパッチテスト及び痛み確認を行うことをお勧めしています。これには2つ理由があり、まず「継続して通えること」を確認いただくということです。脱毛とは髭・脇・脚・腕・VIO、こういった全身どこの部位においても1回で効果が出る施術ではありません。部位や体毛の状態により個体差はそれぞれありますが、一定の回数・期間を要するのが脱毛施術です。2つ目は、より安全に脱毛施術を行なえるかどうかの確認です。この「安全に」というテーマをSeizeは大切にしており、光脱毛をお客様にお勧めしているのも、このテーマに大きく関連してくるのです。
目次
はじめに
肌表面にある色素の状態に応じて、脱毛器の選択や施術の可否は異なる
肌表面にある色素の状態に応じて、脱毛器の選択や施術の可否は異なる
世の中の脱毛手法には医療・美容含めて大きくは3種類があり、医療レーザー脱毛・光脱毛・ニードル脱毛などが代表的な方式でそれらの機能を搭載した脱毛器が各店舗で取り扱われています。こちらそれぞれの脱毛方式にメリット・デメリットは存在しますが、医療レーザー脱毛方式の特徴は出力の規定がなく、エネルギーの深達性が高いことが特徴であり、これはメンズ特有の頑固な剛毛に対するアプローチは強いという反面、気をつけないといけない点があることを意味します。
医療レーザー脱毛は、毛根部にレーザー光(エネルギー)を照射する医療脱毛手法ですから、特にアトピー・アレルギーなどの皮膚疾患の人たちは気をつけるべきだといえるでしょう。医療レーザー脱毛は、黒色メラニンに吸収される波長のロングパルスレーザーを使用するため、照射する部位に色素があると、強い光熱作用を生み出すといわれています。肌表面の色素性疾患といえば、水疱・色素沈着・色素脱失などが挙げられ、これらは肌の色素に対して異常といえる現象なのです。実際に肌の真皮の中でこのような色素異常がある中で脱毛レーザーを照射すると、肌表面に傷跡ができるリスクがあるのです。以前のコラムでは、肌の病変を見つける方法・それらを無視して施術を行うリスクなどを紹介しましたが、特にこの色素病変については、まず治療を優先することが賢明でしょう。こういった事項を無視し、特に肌内部へのアプローチが強い医療レーザー脱毛へ踏み切ると、表面的な痛さや赤みといった副作用だけでなく、肌に重度なダメージが残る可能性がありますから、専門的な医師に状態を診断してもらい、施術の可否を決めることが適切でしょう。
脱毛器は個体(体毛)状況や、脱毛の進捗状況によって最適解が変わる
前述したように医療レーザー脱毛・光脱毛・ニードル脱毛というそれぞれの脱毛方式はそれぞれメリット・デメリットを含んでいるため、一概にどの脱毛手法がいいということはできません。例えば医療レーザー脱毛器でしたら脇・VIOといったメンズの体毛でも特に剛毛とされる部分には強くアプローチできる優位性を持っていますし、私たちが行う美容の光脱毛は400〜1200nmという広い波長帯の中から、その都度施術部位に合わせた効果的にアプローチするための波長帯を選択することができ、時間効率も良いという優位性を持っています。ニードル脱毛器はレーザーや光脱毛方式でどうしても抜けなかった頑固な体毛を短期間で失くしてくれることもでき、唯一白髪にも効果的な施術方法です。
つまり結論としては、個体や進捗によって脱毛方式それぞれの適性が異なりますから、例えばアトピー・アレルギーなどの皮膚疾患を持った状態の時(人)に限っては、医療レーザー脱毛器・ニードル脱毛器の使用は避けられることが多いのです。
今回のまとめ
今回のコラムでは、アレルギー・アトピーなどの疾患やパッチテストと脱毛というテーマに触れました。また脱毛の関連が深い肌トラブル(アレルギー)として、光アレルギー・紫外線アレルギーなども挙げられます。そうするとよく店内で「診断をしてください」という要望をいただくのですが、私たちはこれまでの事例や一般論を述べることはできても、エステティシャンなので診断や治療を行うことは当然ですが行えません。ですからカウンセリングの際、お客様の肌の状態を伺った上で医師への診断を勧めることもありますので、その点はご理解をいただきますよう宜しくお願いいたします。