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お知らせ・コラム
脱毛効果は毛質や肌質が違う数だけ、パターンもまた存在する
Seizeに通っていただくお客様は、京都市・大津市・草津市・東近江市に在住の学生さんの割合が大変高いですが、やはり脱毛に関する情報環境は決して恵まれてはいないということを、私たちは常日頃感じています。近年では「体毛が薄いこと」が清潔感という印象を与えることに併せて一つのエチケットになりつつありますので、特にユニホームなどで手足の露出が多い部活動に励む学生さんが脱毛を受けることが多いです。こういったお客様はよく肌を赤くして(酷ければ腫らして)初回来店されています。つまり無理な抜毛や剃毛を家庭で行い、失敗の末当店を頼りにしてくださることが多いということです。
目次
はじめに
除毛と脱毛の違い。そして永久脱毛の要件について
除毛クリームを使った抜毛などは、あくまで毛幹部分をなくすということですから、見た目上体毛はなくなっていたとしても、すぐに体毛は生えまたいつもの状態に戻ります。一方脱毛は、毛根部や毛包部に熱エネルギーを与えることで体毛を根本から取り除く作業になりますから、しばらく体毛は生えずいわゆる「ツルツル」の状態を持続的に保つことができるのです。こういう話をお客様にすると「脱毛をすると永久に1本も体毛は生えてこないのですか?」という質問や期待がでてきたりします。Seizeは誠実にお客様に接客をすることがポリシーですから、こういった質問や期待には明確に「NO」とお答えしております。これは何も永久脱毛ができる分野が医療脱毛・できない分野が美容脱毛という理由ではありません。医療脱毛・美容脱毛問わず、脱毛をすると永久に1本も体毛は生えてこないということはありえないということです。以前のコラムでも触れたことがありますが、永久脱毛はAEA(米国電気脱毛協会)が具体的に定義しており、その定義では最終脱毛を行って、1ヶ月後に体毛の復活率は20%以下という内容になっています。お気づきかと思いますが、大変これは字義に相応しくない曖昧な定義です。まず最終脱毛をして1ヶ月後とありますが、これではごく限られた期間であり「一年後は?」「三年後は?」という問いは範疇の外にあるのです。そして体毛の復活率は20%以下とはその通りで、ある程度(しかも結構多い割合)の体毛の復活を許している規定なのです。
いくつかのインターネットサイトではAEAと提携しているJSAが認定する脱毛器なので脱毛効果が抜群に期待できるという文言もありますが、そもそも永久脱毛という定義そのものが、私たちの期待を満たしたものでないということをおわかりいただければいいのかと思います。
永久脱毛の定義が曖昧な理由は複数挙げられます
では、なぜそもそも専門の団体はこういった曖昧な定義しか示せないのでしょうか?それは脱毛効果というものが、かなりデータの採集に難があるということが一つの答えだと私たちは考えています。まず大前提として一人ひとりの脱毛効果には当たり前ですが、毛質や肌質に違いがありつまり個体差があるため一概の定義が難しいのです。また毛周期には不規則に休止期や成長期があり、回数もどこで見るのかということで大きく結果も異なります。そして長期のデータ採集を同じモデルで行おうとすると、マネジメント上大変なコストや労力がかかってしまうのです。
医療脱毛を5年前くらいに行ったけれど最近髭がじょりじょりと生えてきた。という人もいれば、8年前に美容脱毛を行ったけど、産毛以外の黒い体毛が1本も生えてこない。という人もいるということが、脱毛施術の実態だということなのです。
今回のまとめ
当店はメンズのお客様専門のエステ・脱毛サロンですが、女性の脱毛サロンでは一生涯のお付き合いをお客様とされているところも大変多いとよく耳にします。女性は男性と違い産毛レベルの細い体毛も気になるため、定期的にメンテナンスに訪れる必要があるのです。
Seizeではお客様が安心して脱毛を行えるように、初回のカウンセリングであらゆる事項の擦り合わせを行い、且つメンテナンス制度もしっかりと整備しています。ですからご不安な点などもしあれば、あらかじめ気遣いなくお伝えくださいませ。