News
お知らせ・コラム
脱毛箇所によって効果性が異なる要因は3つ。毛周期・体毛の太さ・角度
当店は立命館大学・龍谷大学・滋賀大学・滋賀医科大学を中心とした学生の方々に支えられているエステティック・脱毛サロンではありますが、学生の方々の脱毛目的とは様々です。就職活動を機会に社会人として清潔な印象を与えられるようになりたい。部活動でユニフォームが半袖・短パンであるため露出する腕や脚の毛が気になる。大学生になり髭がより濃くなり頻度の高い剃毛が必要になったが、肌が弱く荒れやすいため苦痛を軽減したい。お付き合いする女性に勧められて全身ツルツルにしたい。など、数えればキリがありません。つまりSeizeのお客様が脱毛を受ける理由は一概ではありませんので、実に様々な脱毛プランからスタートをしていきます。
ですからSeizeの制度は都度払い・脱毛箇所もご自由にニーズのある１箇所からスタートすることも可能なのです。
目次
はじめに
体毛は成長期や休止期のサイクルにより脱毛効果が異なっている
冒頭の理由もあり、お客様に提案することも一人ひとり異なります。特に脱毛を受ける場合、気になることは期間・回数(費用はそれに変動する)ですから、これに関してはスタッフが目標に応じてしっかりと目安をお伝えさせていただいております。
以前のコラムでも触れましたが、体毛の性質はバラバラなので「お客様が満足する脱毛効果を得る」回数や期間もまたバラバラです。これにはもちろん個体(個人)差があるのですが、読者の皆様に備えておいていただきたい知識とは「脱毛する箇所(部位)により毛質が異なり、毛質が異なるため、脱毛回数や頻度も異なる」という1点です。
そして毛質の相違点として大きな部分は毛周期だということは、以前のコラムでお伝えしました。全身の毛穴１箇所１箇所には毛周期が存在し、毛周期とは成長期・退行期・休止期の３周期があります。成長期とはその名の通り毛母細胞が分裂し、毛幹だけでなく毛乳頭や毛包も大きくする時期でした。一方で退行期や休止期はこれらの成長サイクルが、血液の供給が止められることで衰退し、最終的には古い体毛は外に押し出されなくなってしまい、また成長期へと進捗するという原理でした。そしてもっとも重要なことは脱毛器が体毛へアプローチできる期間は、成長期だけ。ということです。
脱毛士から「脱毛する箇所に応じて効果の出方は異なりますから、回数や通うべき頻度も異なります」と提案されるのは、それぞれの部位に応じて体毛が成長期のスパンが違うことに原因があるのです。
脱毛の本質は体毛と光の関係である
ここまでの話をまとめると、つまり休止期の短い体毛がより脱毛効果を出しやすいということです。脱毛器のアプローチは成長期に効果ありですから、成長期が長ければ長いほど脱毛器の有効打は増加し、より毛乳頭を熱変性させ毛包を熱し体毛が生えづらい環境をつくりやすいのです。
しかしここで気をつけないといけないことは、脱毛効果は成長期や休止期のサイクルだけで決まらないということです。毛質の太い(つまり毛根部が深い)・体毛の生える角度が直角に近いなど、脱毛器の熱エネルギーが届きにくければ届きにくいほど、例え成長期であってもこれは回数や頻度を要することになるからです。
これらを通して読者の方(これから脱毛を受ける・または興味がある)にわかっていただきたいのは、あくまで脱毛の効果とは「体毛と光の関係」で語られないといけないということです。近年は脱毛のニーズが急騰したこともあり、市場では様々な広告が乱立しておりそのほとんどが正しい表現を逸脱しています。脱毛に対して正確な知識を身につけることは、効果的な自己防衛に繋がるのです。
今回のまとめ
方式・認定・監修など、脱毛器(サロン)にはありとあらゆるブランドが表現として付加されていることが多いですが、脱毛はもともと光の力を使い特定の体毛を抜き・また再生させにくくさせるということがゴールであり手段というシンプルな結論です。狭雑した情報に惑わされることなく皆様が効果的な脱毛を楽しんでいただき、Seizeにも多くのお客様が喜び集っていただけることを願い日々私たちは業務に努めています。