News
お知らせ・コラム
脱毛が長期戦になる理由。体毛の休止期やサイズが密接に関係している
当店に通われるお客様は勤勉な方が多く、ただ脱毛を受けるだけではなく「なぜ体毛が抜けるのか」ということについてのご質問をいただくことがあります。考えれば当然ですが他のサロンでは思うような効果が出なかったのに、Seizeに来るとしっかりと提案してもらったプラン通りに体毛が抜ける。となれば、自ずとその原理が気になるとは思います。ここで重要なことは、プラン通りに進捗させるということです。もちろん体毛に個体差や部位による差はあるのですが、私たちがカウンセリングを行うと、どれくらいの回数でどのような状態になるか、ビジョンをしっかりと共有することができます。
目次
はじめに
脱毛施術は長期戦。一度で効果を出せる脱毛は存在しない
私たちはすべてのお客様にカウンセリングで脱毛のゴールをすり合わせ、そして１回１回来店する際における想定できるヴィジョンまでお伝えいたします。こういった些細なことで他のお店で受けたカウンセリングとまったく違ってありがたい。と感謝されることも多々あるのですが、ご存知のように脱毛施術は長期戦なので、その時期・その時期(回数ごと)の効果がある程度ヴィジュアル上でイメージできないと、お客様も脱毛を受けていて達成感や喜びを持てないでしょうから、それだけは回避してほしかったわけです。
そうするとお客様は常日頃、モチベーション高くお店に来ていただけますし、中には追加で色んな部位を脱毛してくれるようになったお客様もたくさんおられます。そして期間・回数ごとの目標を達成していくと、お客様からまた新たな質問をいただくようになるのです。それは「なぜどんどん脱毛をすると体毛が薄くなって、且つ再生しなくなるのか？」ということです。以前のコラムではこんなことをお伝えしました。それは定義されているものでなく字義通りの永久脱毛とは不可能に近いということ。その理由は身体にダメージなく毛乳頭・毛母細胞・毛包・バルジ領域などの発毛因子を破壊するということが難しいということです。とすると一度の施術で脱毛効果をしっかりと発揮させることは優秀な脱毛士や脱毛器をもってしても不可能なのですが、回数を重ねればこれを解消することができます。
Seizeではこれを「モグラ叩きの原理」と呼び、お客様にカウンセリングを通じてお伝えしているのです。
休止期の体毛は脱毛効果が出せず、太い体毛は複数の施術が必要となる
繰り返しますが、なぜ脱毛の効果を出すことに回数が必要なのだろう？という点について「モグラ叩きの原理」をお伝えすると大体が理解してくださります。
モグラ叩きとは次々出てくるモグラをどんどん叩き次第に消滅させるという簡単にいうとそういうゲームですが、この構造と脱毛の構造が大変よく似ているのです。まず着目するべきは毛穴の数です。どの脱毛部位も毛穴の数だけ体毛が存在するのですが、すべての毛穴にある体毛は「脱毛照射を受ける時」常に成長期ということではありませんから、成長期の体毛・休止期の体毛がランダムに点在しているということです。わかりやすく成長期の体毛・休止期の体毛が丁度半数同士であれば、半数は脱毛効果があり、もう半数は脱毛効果がないわけですから、すべての体毛に脱毛効果を与えるには、それだけ回数を必要とするのです。また体毛が太い場合、とてもじゃとても例え成長期といっても一撃で再生不可にまで進捗させることはできません。体毛が頑丈であれば頑丈であるほど、それだけ回数をこなし徐々に弱体化させ最終的にはしばらく生えてこないという状態にもっていく必要があるのです。
今回のまとめ
私たちは、お客様へ脱毛に関する軽率な発言を行わないと決めています。脱毛は１回行うだけでも体毛はかなり薄くなったりしますが、また生えてくるのが当然ですし、それは１回あてるだけで体毛はしっかりとやっつけることができなかったり、周囲の休んでいる体毛については脱毛効果を１回で与えられることはできないと、そういう現実的な話もしっかりとすり合わせた上で、脱毛を受けていただくようにしているのです。