News
お知らせ・コラム
美容脱毛器の方式別特集と選択のポイントについて
美容脱毛・医療脱毛はどちらも一長一短ですから、あとはお客様一人ひとりの考えやライフスタイル・脱毛のゴールに合わせて選択する、使い分けるということが正しいのだと私たちはそう思っています。しかしながらSeizeでは医療脱毛を通っていた・もしくはこれから通おうとしていたお客様が現在も多く在籍し、また高い満足度を獲得できています。つまり美容脱毛もしっかりと効果を出せている何よりも証拠ということなのですが、そうすると美容脱毛器について詳しく知りたいという方も増えてくるのです。
国内で普及している美容脱毛器は主にIPL脱毛・SHR脱毛方式のいずれかです。
目次
はじめに
IPL脱毛の概要及びそのメリットやデメリットについて
まず、IPL脱毛ですがこれはインテルス・パルス・ライトの略称で別名熱破壊式脱毛という名称です。IPL脱毛はSHR脱毛に比べて強いエネルギー量を持っており毛球部にダメージを与えます。つまりメラニン色素をターゲットに照射をし、メラニン色素の黒色に反応して熱を発生させ、その熱で毛乳頭や毛母細胞領域にダメージを与えています。そしてメラニン色素をターゲットにするわけですから、有効であるのはメラニン色素がある成長期の体毛に限ったもので、休止期の体毛はこの範囲に入らないということになります。
IPR脱毛の熱温度は約100度といわれており、毛球部にダメージを与えられるほどの強いエネルギー量を持つ光ですから、照射の際チクっとした痛みが伴うことが一般的です。男性の体毛でもっとも濃い顎髭などの剛毛に有効だといわれていますが、マニュアル通りに打つと5分程度経つとかなり痛みが強く我慢することがとても難しいともいわれている。
IPLはメラニン色素をターゲットにしているため、メラニン色素を多く含んでしまう日焼けした肌・またほくろに関しては照射の際火傷のリスクを伴うことになります。
ここまでの情報をまとめると、IPL脱毛とはかなり強いエネルギー量で肌の深部にあるメラニン色素をターゲットにする施術方法で、メラニン色素を黒色に反応させることで熱を発生させ、その熱が毛乳頭や毛包に伝わっていくというダメージまでの仕組みだということです。
SHR脱毛の概要及びそのメリットやデメリットについて
一方でSHR脱毛とは、スーパー・ヘア・リムーバルの略称で蓄熱式脱毛という名称です。SHR脱毛を一言でいうと体毛の生成を促す指令を出すバルジ領域にダメージを与える脱毛手法です。SHR脱毛はIPL脱毛に比べてエネルギー量は弱く、その代わり発毛因子の中でもっとも根源的な役割を果たすバルジ領域に熱を蓄積してダメージを負わせいわゆる「未来の毛・毛の種」の生産を刈り取っていくというアプローチです。エネルギーの総量は弱いですから肌への痛み・副反応は少ないですが、その分施術回数がかなり増えてしまうという難点も併せっている脱毛方式です。
SHRの熱温度は約60〜70度で、メラニン色素をターゲットにしないという点が、IPRとは違います。そのため毛周期を気にせず脱毛施術ができることや、メラニン色素量が少ない産毛やその他細い毛・色素の薄い毛にも効果があるという特徴があります。またバルジ領域にアプローチをするということですから、いまある体毛に対する脱毛だけではなく、発毛への抑止にも繋がるという点でもメリットが存在します。一方デメリットとしてはエネルギー量が弱いため、肌の深部(つまり太い体毛の毛乳頭など)へのアプローチが弱く、目立つ体毛ほど残りやすいという課題も抱えている脱毛手法です。
今回のまとめ
脱毛方式によりそれぞれ必要な施術回数が違う・それぞれの痛みの種類や程度がある・様々なリスクがある・価格が多様であるといったように、脱毛には本当にたくさんの選択肢とそれによってのメリット・デメリットが隠されています。
Seizeではこういう脱毛の市場がある以上、都合のいいセールスを止め、お客様に寄り添ったヒアリングや提案・そしてサービスの向上に努めていきたいとそう考えています。