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2024.04.27

Column

メンズ脱毛店舗の多くは、髭脱毛の効果を出すことに現在も苦労している

私はSeizeで脱毛サービスを立ち上げる前に、多くの脱毛サロンオーナーやスタッフとお会いし、話をする機会に恵まれました。そういった方々の中には、有名なエステサロンオーナーや多数の脱毛士が集まる現場で、陣頭指揮を取るマネージャーもおられました。エステティックはコロナ期前に比べてまだ完全に元気を取り戻してはいない状況ですが、メンズの脱毛市場はコロナ期真っ只中であった当時でも、それに引っ張られることなく成長している産業でした。しかし不思議なことに、脱毛店舗のオーナー・特には現場を束ねる脱毛士のマネージャーは、かなり深刻に悩んでおられました。

目次

はじめに

髭脱毛に苦戦する多くの脱毛サロン。理由は大きく2つあります

毛根部が深い体毛だとなぜ、脱毛効果を出すことが難しいのか

まとめ

髭脱毛に苦戦する多くの脱毛サロン。理由は大きく2つあります

清潔に見せたい・異性にモテたい・朝の髭剃りを止め、タイムパフォーマンスをアップさせたいなど、脱毛にはあらゆるヴィジョンからくる動機が一人ひとりに存在しますが、そもそも「体毛が効率よく抜け、効果に継続性がある」ということが脱毛サービスをするならば逃げられはしない私たちの共通するミッションです。

さて、冒頭で登場した脱毛店舗のオーナーや脱毛士の方々が悩んでおられたのは、正に「体毛が効率よく抜け、効果に継続性がある」ことに苦戦しているということなのです。そしてこの悩みは全身というよりも、髭脱毛というかなりピンポイントな部位であるケースがほとんどでした。当時のSeizeはフェイシャルメニューだけで、脱毛メニューは脚・腕・顔・VIO・背中どの箇所も施術経験がありませんでしたから(脱毛器も導入する以前でした)、「個人差があるから仕方ないよね」という意見や、「美容脱毛の限界ですね」という意見をただ聞いているだけでした。そして私も当時は別のエステティックサロンで脱毛を受けており、確かに半年経っても髭は残りやすく大変不満足だった経験がありました。

しかしそれから私たちは脱毛サービスを展開し、効果について研究やトレーニングを重ねた結果、この問題は美容の光脱毛器で十分に解決できることであると実証をすることができました。

そもそも髭は、脚や腕・背中などなぜ他の部位に比べて脱毛効果が出にくいのか?という点に着目することが大切です。これには2つ理由があります。一つは体毛そのものが太いため、脱毛器の光エネルギーが反応するメラニン色素が肌深部に存在すること。そしてもう一つは、髭の一部は皮毛角が高いことがそれに当たります。

 

毛根部が深い体毛だとなぜ、脱毛効果を出すことが難しいのか

腕や脚、背中などに比べて髭やVIOにある体毛はかなり毛幹がどっしりとしており、太さ・硬さは当然しっかりとしたものです。冒頭当時、脱毛サロンオーナー・脱毛士の方々は「髭の体毛は太く硬いため脱毛効果を出しにくい」というように話されておりましたが、この説明をお客様に行うのであれば不十分だといえるでしょう。

髭やVIOのように太く硬い体毛というものは、毛根部が奥にあり、これがもっとも脱毛効果を食い止める原因でもあります。以前コラムでは波長という言葉が何度も繰り返されていますが、波長が長い光エネルギーでないと毛根部にあるメラニン色素には反応しません。多くの脱毛サロンは脱毛器を固定波長にする・もしくは低波長の設定のまま脱毛を行なっているケースが多いため、腕や脚のそこまで太くも硬くもない体毛には脱毛効果が出ても、髭やVIOのような太く硬い体毛に苦戦していたのではないかと現在では考察しています。

 

今回のまとめ

Seizeでは脱毛メニューを通じて、お客様の目標達成を支援したいと常日頃お客様とはコミュニケーションを取っておりますが、そもそも脱毛効果が思ったように出ませんでした。ということでは、Seizeから脱毛メニューを受けていただく意味がありません。ありがたいことに現在では、メンズ脱毛は自己実現のツールとしてようやく認識をされてきましたが、私たちはそういった耳障りのいいバリューに甘えることなく、プロとしてしっかりと結果を追求していきたいと、そう思っています。

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