News
お知らせ・コラム
髭脱毛の効果を出すことは、フェイシャルの美容効果にも繋がります
全身脱毛から脱毛を始めるメンズのお客様は大変少なく、立命館大学・龍谷大学・滋賀大学・滋賀医科大学の学生さんに多く来店がある当店においては、顕著にこの事例に当てはまるといえるでしょう。もちろん腕や脚・背中・顔など、脱毛の入口は人それぞれではありますが、もっとも多いお問い合わせ・ご相談は「髭脱毛」についてです。髭が濃いと、生活面だけでなく美容面においてもデメリットは存在します。毎朝シェーバーを使う・剃刀を使うにしても、肌のダメージは蓄積し、乾燥やニキビ・毛穴の開きなどあらゆる肌悩みを誘発するのが髭だからです。
目次
はじめに
広告の写真に載る脱毛の効果は、その時のものである
以前のコラムでは、あらゆる脱毛サロン(特にメンズ脱毛サロン)の事業者やスタッフが困っていることは「脱毛の効果」であり特に髭脱毛に関してはその特徴的な毛質を原因に、思うように抜けないということが実際です。もちろん広告などには少ない回数・短い期間で鼻下や口下の髭がツルツルとした写真が載っていることが多いので、髭脱毛はどの美容サロンやクリニックでも効果が出せると消費者である読者の皆様はお思いになることでしょう。しかしここで思い出していただきたいのは「永久脱毛とは曖昧な定義であり、字義通り一度抜けた毛が必ず再生しないという保証があるというものではない」ということです。つまり例えば3ヶ月6回の脱毛施術で髭がこんなに綺麗になりましたよ。という広告があったとしても、これ以後に再生している可能性が大変高いといえるのです。
さて以前では髭脱毛の効果を出すことが大変難しいという理由を2つが挙げられると述べました。1つは前回も言及した「毛根部の深さ」という視点です。脱毛器の光エネルギーは肌内部へとアプローチし、それぞれの体毛の毛根部にあるメラニン色素に熱を与えタンパク質を熱変性させるということが基本的な脱毛施術の構造となります。但しこの毛根部の深さは、腕・脚・VIO・背中・うなじなど、全身の部位に応じてそれぞれが異なります。そして髭は毛根部が他の体毛と比べてかなり深いため、長い波長でないと光エネルギーがアプローチすることすらままならず、いくら脱毛に通ってもこれといった効果が出ないという現象が起こりうるのです。もう一つは「皮毛角が大きいこと」です。皮毛角が大きいかどうかの見極めは毛が直立に生えているかどうか?という点で確認することができます。髭であれば口端・顎髭の最下部などがそれに当てはまるでしょう。
体毛と皮毛角について。真っ直ぐに生えた毛はなぜ抜けにくいのか
髭脱毛が難しいということは、これら口端・顎髭が残るからということも具体的な事象の一つです。しかしながらなぜ皮毛角が大きい体毛は抜けにくいのでしょうか。
そもそも皮毛角が大きい・小さいということはどういうことなのでしょうか。皮毛角の大小は先ほども述べました「直立した毛」は皮毛角が大きく、「横に寝そべったような毛」は皮毛角が小さいということになります。皮毛角が小さければ脱毛器から照射した光が皮膚表面から毛球部やバルジ領域まで直接到達しやすくなります。一方で皮毛角が大きいと脱毛器から照射した光が体毛へと吸収されやすいため、皮膚表面から毛球部やバルジ領域まで
到達しにくくなります。このような理由より髭、もっというと口端・顎髭の一部はいくら脱毛をしてもなかなか抜けなかったり、抜けたようにみえてすぐに再生することで、各脱毛サロンやクリニックが頭を悩ませる原因をつくるのです。
今回のまとめ
サロンの創立年数・脱毛施術人数・売上・従業員数・メディアの評価など脱毛サロンにはありとあらゆる評価軸が存在します。しかし脱毛サロンの本質的な価値は、施術者が脱毛の卒業生をどれだけ送り出してきたことにあるのではないかと私たちは考えています。
脱毛は長期戦です。毛根部が深い・皮毛角が大きい髭を3ヶ月・6ヶ月の単位レベルでしっかりと効果を出し、お客様の満足度を高められるようにSeizeにはこれを実現できるノウハウや施術テクニックを備えているのです。