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お知らせ・コラム
脱毛の施術工程と、カウンセリングが果たす目的を解説します
脱毛に限らずフェイシャルやボディメニューもそうですが、効果的な工程を踏むことはとても大切なことです。脱毛では脱毛器以外でも、脱毛ジェルや必要に応じては化粧水や冷えたタオルなどを使うことがあります。もちろん工程や使用備品にはそれぞれ意味や目的が隠れているのですが、こういった工程に沿い、化粧品含めた備品を正しく使用することもまた、脱毛サロンにとっては重要なスキルの一つになります。
近年では美容サロンも人材不足に悩まされ、そのせいでキャリアがない・しかるべき教育を受けていない脱毛士が現場を任されることもあり、これは脱毛をいまから受けるお客様にとって大きな問題点であるともいえるのです。
目次
はじめに
乾燥肌や脂性肌が、なぜ脱毛効果を落とす理由になるのか
脱毛サロンは脱毛器以上に脱毛士の知識や腕が必要となりますから、裏を返すと正しい施術の工程を踏めていない・脱毛器や備品の取り扱いがおぼつかない担当であれば、優良店である可能性は極めて低いので、早いうちにサロンやクリニックを切り替えておくといいでしょう。
及第点といえる脱毛士は、頬・髭・ワキ・VIO・背中・脚・腕、どこの脱毛部位であっても肌の状態をまず確認するでしょう。まずは黒子・赤みなど、肌の色の状態を確認します。一定基準以上日焼けしている・黒子がある・色素沈着がある部位は、脱毛器の光を照射できませんから、該当する部位にテープなどを貼り付けて光が届かないように保護をすることが一般的です。また肌の保湿状態もしっかりと確認するのが、一人前の脱毛士です。脱毛中痛みが感じやすくなっているのは、肌が乾燥している証拠です。肌が乾燥している場合、肌は熱や刺激を感じやすいため、照射後に痒みを感じることも少なくはありません。このとき「脱毛前に保湿をすればいいじゃないか」と、よくこういう話になるのですが、乾燥の症状は一時的に水分を肌に覆わせて解決する問題ではありません。Seizeではプロフェッショナルとして、エステサロンでの施術だけでなく日常での保湿ケアを徹底するようにお客様には伝えています。また当店では非常に若い男性のお客様が多いこともあり、肌の皮脂が多い方はたくさんいらっしゃいます。脱毛において、この皮脂はとても邪魔な存在です。なぜなら皮脂が多いと脱毛の熱エネルギーが肌内部に届きにくくなるため、これを施術前にタオル・または精製水で拭き取らないといけません。
脱毛ジェルが持つ、2つの重要な役割とは
脱毛施術前に行う肌状態の確認が終わると、今度は脱毛する部位にジェルを均一に塗布していきます。脱毛ジェルを何のために塗るの？というご質問もたまにいただきますが、これは脱毛器のアタッチメントが、スムーズに動きやすく移動できるためです。毛穴は無数に存在するため、脱毛は隅々にまで光を当てやすい環境をつくらなければなりません。また保湿成分を含む脱毛ジェルを使うと乾燥肌の方の痛みの軽減も行いますから、脱毛ジェルは脱毛効果を上げること及び被施術者のストレスを緩和する役割もあるのです。そしていよいよ脱毛器に照射が行われるわけですが、脱毛器の照射中、経験値の高い脱毛士は「大丈夫ですか？」と頻繁にお声をかけるケースが多いです。痛みが激しい中、フルエンスを下げずに脱毛を行うことは危険ですし何よりあまり効果的ではありません。そもそも脱毛とは毛包や毛乳頭を熱することで体毛を弱らせていくわけなので、例えばこういう場合はフルエンスを下げ来店する頻度を少しだけ上げるだけで案外頑固な顎髭なんかもスルッと抜けてしまうのです。
光を照射した後、脱毛ジェルを拭き取りすべての施術過程はこれで終了です。
今回のまとめ
光脱毛の光はもともとフォトフェイシャルなんかでも使われる光の一種にも含まれますから、つまり細胞を活性する作用も持ち合わせています。よく脱毛士は「数回受けてやめてしまうと脱毛は逆効果ですと」というような話をしますが、これは光脱毛の光が毛根周辺の細胞を活性し、体毛を濃くするおそれを生むからなのです。