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お知らせ・コラム
価格に振り回されることなく、脱毛手段を選ぶことが重要
脱毛は箇所・その数にもよりますが、基本的にはツルツルになり再生しにくくなるまで15回前後の施術を要しますから、「初回脱毛1,000円」などの触れ込み広告であっても、結局目的を達成するにはある程度のコストが必要にはなります。Seizeではお客様自身が目的意識を持ち自主的に脱毛に通えることをコンセプトにしていますので、コース契約なし・明瞭会計・都度払いという制度を運用しています。そうすると回数と施術単価でトータル金額が脱毛にかかる予算ということになりますので、ご自身のプランと価値を擦り合わせる作業が必要になるのです。
オペレーションが粗雑な脱毛サロンでは、とにかく1回あたりの施術がお得であることにフォーカスをしてPRすることが多いですが、価格だけに振り回されることは長い目で見て大変損なことなのです。
目次
はじめに
家庭用脱毛器の購入前に、考えておくべき脱毛の目的
脱毛において価格に振り回される顕著な例が、家庭用脱毛器の存在だと私たちは考えています。もちろん家庭用脱毛器をすべて否定するつもりはありませんが、家庭用脱毛器は一体どのようなものなのか?ということを理解して、自分自身の脱毛ニーズを満たすものがどうかということを考えて購入・使用する必要があります。
家庭用脱毛器は、自宅でお手軽にセルフケアができるという便利さもあり、いまでは低額のデバイスも多く出現し、費用も比較的お手頃になってきました。そのため、脱毛ニーズのあるメンズからも購入が多いようで、特にインターネットコマーシャル・広告でも多く見かけるようになりました(Seizeをオープンする以前に私も購入しておりましたし、来店するお客様も家庭用脱毛器を購入したことがあるという方は大変多いです)。しかし一点気をつけなければならない点として家庭用脱毛器は、市場にまだ美容機器に分類される商品はまだ一つも存在しないことがあげられます。つまり家庭用脱毛器は良くも悪くも一定以上のパワーを搭載できていないということが現状なのです。
これまでの復習にもなりますが、脱毛器は光のエネルギーで体毛を弱体化していくわけですから、エネルギーのパワーが弱いということはそれだけ毛乳頭や毛包に対するアプローチも制限がかかり、体毛を抜く力も弱くなってしまうということです。
家庭用脱毛器は、使用上の安全をもっとも大切にし、製造されている
脱毛器のパワーとは主に2つの軸から形成がされており、1つは波長・もう1つはフルエンスでした。波長は肌内部への深達性を示す値であり、その数が大きくなれば奥深く・小さくなればより浅い部分にアプローチするということです。波長は長い・短いで良い悪いは決められず、その理由は体毛により毛根部の深さが異なるという点にありました。例えばVIOや髭のように太く丈夫な毛は根も深いですから、長い波長が脱毛には向いていますし、腕のように細い毛は短い波長が向いているのです。そしてフルエンスとは毛乳頭や毛包を熱する力だと覚えていただくのがいいと思います。脱毛サロンで使うような業務用光脱毛器であれば1平方センチメートルあたりのジュール数は15までと定められていますが、正にこれがフルエンスです。フルエンスは箇所箇所でちょうどいい数値でアプローチすることがポイントで、弱すぎると毛は抜けませんし、強すぎると火傷などのトラブルに見舞われてしますのです。当然家庭用脱毛器は、波長の幅が固定されており、フルエンスも弱くして製品化しています。プロではなく消費者が使う家庭用脱毛器は脱毛結果よりも、いかに怪我を負わせずに使用をさせるのか?ということが重要になるからです。
今回のまとめ
家庭用脱毛器の宣伝に強いジュール数を標榜する広告が近年では特に目立ちます。しかし脱毛のプロはフルエンスで効果を測ります。アタッチメントの照射面積を除算していない数値は検証のしようもありませんので、こういった場合信頼できるプロの脱毛士に相談することが賢明であるといえるでしょう。