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光脱毛器で白髪が抜けない理由と、関係する毛周期について
脱毛はもはや、一般的な美容ニーズになりました。以前は女性を限定にした全身の産毛処理を行うため美容サロンやクリニックでサービス展開されている程度でしたが、男性であっても髭・腕・脚といった局部的な脱毛をすることはスタンダートになっています。当店においては立命館大学・龍谷大学・滋賀大学・滋賀医科大学の学生さんが中心に層を占めていますが、この世代であれば髭・腕・脚といった目に見える部分だけではなく、VIO・背中・脇といった全身にわたり脱毛を行うことがエチケットだという認識さえ構築しているといえるでしょう。
目次
はじめに
無料カウンセリングを受け、脱毛店を正しく選びましょう
こういった時代の流れで盛り上がるのは脱毛サロンやクリニックです。滋賀県内には草津市だけではなく彦根市・東近江市・大津市などには至る所に脱毛サロン(メンズ・女性用問わず)が開業されており、各サロンが活況な様子も地域情報誌やWebサイトに口コミなども添えながら掲載されています。これは単に世の中の脱毛ニーズが上がっただけではなく、多くの脱毛士が輩出されていること・効果的な脱毛器がエステサロンでも使われるようになったこと・効果を感じ意欲を持ってサロンに通うお客様が増えたことなど、実に様々な要因が考えられます。あらゆる外的環境の変化もあり、Seizeでも男子大学生が当たり前に全身脱毛を申し込んでいただけるようになったことは、一脱毛士として大変嬉しく思います。
都市だけではなく地域の脱毛サロンもどんどんとレベルを上げていますが、これはすべての店舗に同じことはいえません。そしてこれを確かめるのは、広告よりも口コミよりもやはり無料カウンセリングに行くことに間違いはないでしょう。無料カウンセリングを受け脱毛士の提案を受ければ大体脱毛サロンのレベルも把握することができます。こういう話をすると「どのようなカウンセリングをする脱毛サロンは信用ができますか？」と、お客様に質問をいただくこともしばしばですが、一概に表現はできません。しかし「信用することが難しい脱毛サロンのカウンセリング内容」はお伝えすることができるのです。
白髪が抜ける光脱毛器は、現在ではありません
「信用することが難しい脱毛サロンのカウンセリング内容」の一例として、白髪が抜けます。という提案が挙げられます。仮にこの脱毛サロンがニードル脱毛器を使用していれば話は別ですが、光脱毛器では現在白髪に効果を出すことは不可能だからです。その点を把握していない脱毛士は、脱毛器の特徴を理解していないということではなく、もっと根本的な「脱毛の体内メカニズムについて」を理解していないということになります。そうすると光脱毛とは体毛の性質ごとに波長やフルエンス・パルス幅を調整する必要がありますが、それが操作できないということですから、効率の良い脱毛サービスができるのか？という点に関して疑いが生じてしまうのです。
そもそも脱毛の体内メカニズムとは、毛穴にある体毛のメラニン色素に脱毛器の光を反応させることで毛乳頭や毛包をじわじわと熱し、体毛を毛幹だけではなく毛根の部分から取り除くという原理です。この点において重要なのは、「光はメラニン色素に反応する」という前提です。脱毛器が照射する光とは、黒色の色素のみに限定し反応するわけですから、例えば毛周期というものがありますが、退行期・休止期のように毛乳頭にはっきりとしたメラニン色素がない場合、反応することはありません。ということは、毛乳頭があったとしても白髪ではメラニン色素は存在しないということになるので、白髪は脱毛器の光が反応しない。言い換えると白髪は光脱毛では効果を出すことはできない。ということになるのです。
今回のまとめ
白髪でも光脱毛は効果があると言い張る方は、毛包を熱せればいい。という意見を出すことがあります。しかし毛包を熱するだけでは毛は抜けません。あくまで体毛自体に熱を通すことが脱毛の必要条件ですから、この点に関しては一般の方も備えておくべき脱毛知識だと私たちは考えます。