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お知らせ・コラム
脱毛前後、Seizeのスタッフがお客様にご依頼する習慣について
効果のある脱毛を行うことは、当店のもっとも大切なミッションの一つともいえますが、脱毛は脱毛サロン(つまり担当の脱毛士)だけの努力やスキルだけで成果が決まるものでありません。よく私たちはお客様に「脱毛は二人三脚の美容施術です」という風に表現をしながらお伝えをしておりますが、正にこれは本質的なことを表していると思っています。
家庭用脱毛器・通い放題プランなど脱毛広告はどうしても施術者依存型の広告を出してしまいがちなのですが、20回やあるいは1年間の脱毛施術の中でお客様自身にも努力をしていただかないといけないことは複数存在しているのです。
目次
はじめに
脱毛施術前後の禁忌事項やその理由について
以前のコラムでは、Seizeで脱毛サービスを受けていただいているお客様にお勧めしている習慣です。ここでは「お勧め」と書いていますが、ほぼ意味合いとしては注意喚起に近いものです。髭・脇・腕・脚・VIO・背中・うなじ・指など、脱毛には様々な箇所にニーズがあり、この効果回数・期間はそれぞれ別でありますが、なるべく少ない回数・短い期間で満足いく脱毛効果を出そうと思うと、生活時におけるお客様のご協力が必ず必要となるのです。
それでは具体的にお客様に行なっていただく脱毛中のメンテナンスというものは何なのか?ということですが、これといって特別なことではありません。普段だと当たり前にできることを、この期間では控えていただくという内容がいくつかあるのです。この内容は大きく6つです。脱毛施術前後の過度な運動・同じく同時期の飲酒・サウナや長風呂・日焼け・乾燥の促進・毛抜きが挙げられます。ですから特に脱毛した当日は、シャワー入浴をしないといけないですし、保湿はしっかりと化粧水を使い行う必要があるのです。そして毛抜きの代わりとしては毛を剃ることをお勧めしています。
しかしなぜ脱毛の施術前後であれば、過度な運動・同じく同時期の飲酒・サウナや長風呂・日焼け・乾燥の促進・毛抜きを控えるといいのでしょうか?それは前述の行動や状態は、肌の熱傷や毛の硬毛化・肌荒れや赤み・効果の不均一化につながるからです。日焼けなどは特にわかりやすい例ですが、容易に肌の熱傷(つまり火傷)に繋がります。脱毛器の光は黒いメラニン色素に反応をするわけですから、低い波長の光を日焼けした肌に使うことは肌表面に反応するので危険だというわけです。このメンテナンスを光脱毛で怠った場合、じゅっと赤くなった表皮熱傷が起きやすくなるのです。
脱毛サロンが化粧水の使用をお勧めする理由について
そしてSeizeでは積極的に保湿を行なっていただくよう、お客様には繰り返しお伝えしています。脱毛と保湿に一体どのような関係があるのか?と聞かれることも多いのですが、この点においては2つの視点で解説しています。
1つは熱傷リスクの視点です。いかに安全に考慮した脱毛サロンでも、表皮熱傷のリスクは光脱毛器を用いている以上0ではありません。脱毛は毛根部にまで熱アプローチを行う施術なので、肌にはある程度の免疫力が必要ですが、この免疫力の指標が保湿力です。つまり乾燥した肌であればあるほど、脱毛時における表皮熱傷リスクは上昇するのです。これは例え話なのですが、生魚と焼き魚を同時に火で炙った場合、焦げるスピードは圧倒的に焼き魚が早いわけです。肌が乾燥していると日焼けがしやすくなるのと同様で、肌が乾燥していると表皮熱傷がしやすく、脱毛士としても波長・フルエンス・パルス幅の効果的な調整が非常に困難な状態になるのです。
今回のまとめ
私自身もつい最近まで大学生でしたので、夜中友人たちとサウナに行く楽しみは十分に理解できます。しかしSeizeでは脱毛後、その日にサウナに行くという言葉をお客様から聞けば注意せざるをえないことを、今回のコラムから理解いただきご了承いただければと思います。