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お知らせ・コラム
脱毛サービスは目標があり、プランがあることが大切です
当店が行う脱毛サービスの強みは3点あり、1つはどのサロンやクリニックよりも安心安全である脱毛。2つ目は高い脱毛効果。3つ目はお客様が目標達成できる脱毛がその内容です。その中でも特に「目標達成できる脱毛」が、店舗選びに苦難されてきたお客様もしくは同業者の方からお褒めの言葉をいただくことが多いです。
脱毛サロンとは、通常肌の乾燥度合いや体毛の太さなどに応じて時系列に効果を予測することは不可能ですから、「どれくらいの期間・回数通えれば髭・脇・VIO・脚・腕の毛はメンテナンス程度で済むようになりますか？」という質問には答えられません。しかし当店ではお客様一人ひとりに脱毛の目標設定が行えます。と伝えているように診断やカウンセリングを行えば回数や期間の予測をすることは可能なのです。
目次
はじめに
脱毛回数を予測するためには、毛周期の詳細データが必要です
脱毛がメンテナンスに入るまでの回数や期間の予測かなぜできるかというと、これは脱毛士の診断力・シミュレーション力ということが答えになるので、いかに脱毛とは属人的なサービスか？ということがわかります。そしてこの診断やシミュレーションとは脱毛士の技術経験だけではなく、もちろん専門的な知識にも影響されます。
脱毛の専門的な知識とは、例えば毛周期です。毛周期は成長期・休止期・退行期の3種類があり、脱毛器の照射アプローチに効果がある期間は成長期でした。それは脱毛器の光エネルギーが毛根部にある黒色のメラニンに反応し、毛の毛乳頭器官や毛包を熱することができるからです。白髪はもちろんのこと黒い毛であっても休止期や退行期の毛根部にはそもそも毛乳頭が萎縮してなくなっていますので、反応をせず、毛や毛包を熱することができないのです。ここで脱毛の施術目安回数に関わることがそれぞれの毛周期における毛包の割合や、周期間なのです。そして毛周期における毛包の割合や、周期間は頭髪・髭・口髭・脇毛・腕毛・VIOと部位によって異なるのです。そして当然、休止期が長い毛の部位は脱毛の回数や時間を取られるということです。以下で示すデータはとある脱毛の専門書から引用している数字ですが、かなりのばらつきが確認できます。
頭髪の休止期の毛包は15%・休止期間は3〜4ヶ月。髭の休止期の毛包は40%・休止期間は2.5ヶ月。脇毛の休止期の毛包は70%・休止期間は3ヶ月。腕の休止期の毛包は80%・休止期間は4.5ヶ月。VIOの休止期の毛包は70%・休止期間は3ヶ月。このような情報を一要素として加味しカウンセリングを行なっているのです。
脱毛を効率化させるためには、NMFの活躍が必要です
シミュレーションを立てるとき、同じ部位・同じような太さの毛だとしても、プランは一人ひとり異なります。それは前回のコラムでも共有したように、肌の乾燥度合い(つまり保湿できているか・いないか)という点に大きく左右されるのです。そしてここで重要なことは乾燥の度合いとは何で測ることができるのか？そして保湿力が高い肌とは一体どういう構造なのか？という点です。まず乾燥の度合いを測るのは、当店にある水分チェッカーという計測器で行うことができます。見た目・触った感じではどうしても表面的な瑞々しさを感覚的に読み取るしかありませんが、本質的に大切なことは肌の内部(深部)がいかに潤っているのか？という点であり、これを水分チェッカーで測ることが可能なのです。
それでは次に保湿力が高い肌の構造ですが、これは肌に内部を構成しているNMF(天然保湿因子)の量がポイントです。NMFとはアミノ酸が主成分でその他にはPCA・乳酸ナトリウム・尿素などの各成分が集まり成り立っています。NMFの働きは水分をつかまえる吸水性・水分を抱え込む保湿性が挙げられます。
今回のまとめ
効果的な脱毛を行うためには継続的な保湿がキーであると以前のコラムではお伝えしましたが、これはNMFの働きを考えれば当然の話です。保湿とは化粧水を肌表面に補うということではなく、クレンジングや化粧水により肌のバリア機能を高めターンオーバーを最適化しNMFが正常に働く肌環境づくりに努めることが本質的な目的なのです。