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お知らせ・コラム
日焼けの度合いを最小限に食い止めることで脱毛効果は上がります
以前は脱毛の効果や安全に大きな影響を及ぼす日焼け・そしてその原因となる紫外線をテーマに扱いました。脱毛施術前後に肌に腫れ・赤み・かゆみや炎症が出ることに、日焼けは大きく関係しています。脱毛器の照射光は、毛根部にあるメラニン色素に反応し毛乳頭・毛包に熱を加え毛を抜くというメカニズムに基づいていますから、主にUV-B波によってサンバーン・サンタンとなった肌は黒くなりこの黒色の色素に特に短波長の光が反応してしまうわけです。
当店も該当するかもしれませんが、お節介な脱毛士がことあるごとに日焼けを気にし、私生活に関しても注意喚起するということは、これが理由といえるのです。
目次
はじめに
脱毛のスタートに、秋や冬を選択することも効果的です
しかしながら現実的に、四季のある日本で日焼けをまったくせずに脱毛を行うということは不可能です。もしくは日差しの強い夏のシーズンにだけ脱毛することを避ける。とはいっても、これは効果を出そうと思うとあまりお勧めはいたしません。ですから脱毛施術期間中は特に日常的に日焼け止めを使う・なるべくレジャーなどで日にがっちり焼けることを避ける・日傘をさすなど、現実的な対策を行い、日焼けの度合いを最小限に食い止めることに取り組んでいただくといいと思います。日焼けの度合いを最小限に食い止めてさえいただければあとはプロフェッショナルの脱毛士が、脱毛器の設定をうまく調整したり(パルス幅を長くするなど)、効果的な鎮静を行ったりと、条件下の中でも安全に効果的に脱毛を行い、目標の回数や期間で髭・脇・腕・脚・背中・VIOなど目的の箇所の毛をしっかりと抜けるようにしてくれます。
さてここまでの文脈でピンとこられた読者の方もいらっしゃるかもしれませんが、「秋や冬の方が脱毛の効果は出しやすいのではないか？」と疑問に感じられたかもしれません。
これはあながち間違いではありません。言い換えるならば、焼けにくい時期である秋・冬は脱毛をスタートすることに適した環境だということです。もちろん腕や脚・脇の露出が多くなる春・夏は脱毛サロンの繁忙期です。しかし(当店にはそのようなことはありませんが)繁忙期となると、途端に予約の都合が入れにくくなったり担当するスタッフがコロコロと変わったりすることも多いです。サロンやクリニック内の環境や紫外線環境も有利に働きやすいのであれば、秋・冬から脱毛をスタートする方がもっとたくさんいても。と、プロの目線からは思ったりすることもしばしばあります。
日焼け(紫外線)を防ぐレベルを示すSPF・PAについて
以前は紫外線の種類についてお伝えしましたが、これに大きく関わるのが日焼け止め製品のSPF・PAなどの単位についてです。SPFはサンプロテクションファクター、つまり紫外線防御指数といい、サンバーンやサンタンを引き起こすUV-B波を防止できるレベル値と覚えてください。さてこのレベル値とは、ブロック力というわけではなく防止できる時間のことを指しており、例えばSPF１だと約20分の防止効果があるということです。例えば日焼け止め製品にはSPF15のものもあれば、SPF50のものもあります。これは利用シーンによって使い分けることが効果的といえるでしょう。日常生活ではSPF15〜30程度のもの。レジャーに行けばSPF50を使うなど、生活に応じて選択することが求められます。
PAはUV-A防御指数というように、皮膚を黒化させたり弾力を奪うUV-Aを防ぐ効能を示しています。PA ＋からPA ＋＋＋＋の４段階に分けられます。
今回のまとめ
髭脱毛を行うと、顎・口・頬やその周辺はツルツルになり、思わず何度も自分の手で触れたくなるような感触を体験することができます。しかし紫外線ケアをまったく行わずにそのまま老化を促進させるようなことがあれば、それはとても惜しいことだと思います。脱毛は毛がなくなることに価値があるのではなく、清潔感を手に入れたり肌がキレイになることで心が充実することに価値があると私たちは思います。
脱毛の効果・安全の視点だけではなく、将来の投資と考え紫外線ケアを行うメンズが少しでも増えればと願います。