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2024.04.27

Column

脱毛をする敏感肌の方は、目一杯の紫外線対策を行なってください

以前のコラムでは、秋・冬から脱毛をスタートさせることは良い選択肢だということ・またその理由についてお伝えしました。露出が多くなる春・夏は脱毛のニーズも(特に脚・腕・背中・Vライン)上がりますが、同時に紫外線強度も急上昇に傾く時期です。紫外線が強いとサンバーンからサンタンを経て、脱毛器の照射光がメラニン色素に反応するように肌表面へ反応しやすくなります。肌表面に脱毛器の照射光が反応すれば、熱傷のリスクが生まれ、またそれだけではなく肌荒れ・腫れ・炎症やかゆみのリスクを伴うのです。

脱毛施術前後の飲酒・運動・入浴に関する禁忌事項も重要ですが、プロフェッショナルの脱毛士ほど日焼けに関する対策を熱心に指導するものなのです。

目次

はじめに

脱毛には必須のUV製品。紫外線吸収剤と紫外線散乱剤について

美容脱毛として考える、紫外線ケアの話

まとめ

脱毛には必須のUV製品。紫外線吸収剤と紫外線散乱剤について

例えば夏、海などに行くと肘下の腕も日焼けしますが、肘下の腕は人によって体毛は濃く、しかし皮毛角は小さいという特徴を持っています。皮毛角は小さい分、毛は照射面積が大きいので抜けやすいということもありますが、一方で脱毛器を短波長の設定にしないといけませんから、通常施術であれば肌表面にパワフルな光を照射することになります。そうするとサンタンで焼けた肌表面に照射光が反応し、熱傷をしてしまいその結果脱毛を継続することができなくなるということもあるのです。

やはり脱毛期間中は、日焼けに気を付けることが大切で、レジャーへ行くならばSPF・PAともに高めの日焼け止め製品を使わないといけません。UV-B波をブロックする時間表示目安のSPF・UV-A波の侵入を阻むことを助けるPA。この値を日頃の生活環境に合わせてうまく使い合わせることが重要です。そして日焼け止め製品にはキーとなる2種類の成分が役割を果たしています。それは紫外線吸収剤・紫外線散乱剤の2種類です。まず紫外線吸収剤ですが、これは皮膚表面で紫外線を肌細胞の代わりに吸収し、エネルギーに変えて体外に放出(代謝)してくれます。そして紫外線吸収剤は、防御力が高く顔・腕・脚・背中どういった部分に塗布しても、白浮きすることなく塗り心地も良い仕様になっています。しかしながら皮膚への負担が少し高いため、肌の弱い方は自身の肌に合うかどうか、パッチテストを行うことをお勧めします。紫外線散乱剤は、皮膚表面に膜をつくることで紫外線をその名の通り反射する設計です。紫外線吸収剤に比べて皮膚への負担が軽くノンケミカル表示のものも、製品の内いくつかあります。しかしながら白浮きやベタつきなどの違和感がある製品も多く、使いにくいとされている日焼け止めは同種類にはいくつかあります。

 

美容脱毛として考える、紫外線ケアの話

顔・脇・脚・腕・VIOなどの毛にどれも共通することは肌表面の毛孔から上部にかけては毛幹として視界にあるものになりますが、どれも毛根部は真皮にまで根ざされていて、脱毛器の照射光は毛根部にある毛乳頭・あるいは毛包にまでアプローチを行い、脱毛という現象に至るのです。

さて、その真皮部位なのですが、ここではコラーゲンやエラスチンなどが線維芽細胞で生成をされています。しかしコラーゲンはコラゲナーゼという酵素に、エラスチンはエラスターゼという酵素によって分解を促進され、紫外線を浴びるとこのスピードがより加速をされるということが認められています。そうすると肌の各所で深いシワができやすくなるため、せっかく脱毛ができたのに、露出した肌に老化の悩みがつきまとうことになるのです。「美容脱毛」というように、脱毛と美容は一体であり、紫外線ケアは美容全体の対象といっていいでしょう。

 

今回のまとめ

光アレルギー・光過敏など、現在では敏感肌の方が多く、これは先天的な要因もありますし、後天的な要因も存在します。肌が敏感になると、脱毛や美容にとって不自由になることもありますので、後天的な要因をなるべく排除したいものです。そして敏感肌になる後天的な要因の代表が紫外線刺激の重なりです。メンズにとってUVケアは慣れないことかもしれませんが、しっかりと行っていただくことをSeizeでは推奨しているのです。

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