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お知らせ・コラム
多毛症や硬毛化について。不安を取り除き脱毛施術を行いましょう
脱毛には様々な専門用語があります。関連する器官の名前でいうと毛乳頭・毛根・毛幹・バルジ領域など。毛周期でいうと成長前期・成長期・退行期・休止期など。そして脱毛器のことでいうとパルス幅・波長・フルエンスといったエネルギー指標やニードル・光・レーザーというそれぞれの方式など。これらの文字が羅列すると途端に混乱するのは、脱毛の専門的知識が一般的ではないからです。もちろんこれらは専門家である脱毛サロンやクリニックの脱毛業務に従事するスタッフたちが理解しておけばそれでいいのですが、なかには正確に理解していないと、脱毛を受けることに不安になるような言葉もあるのではないでしょうか？
目次
はじめに
肌トラブル時の脱毛は、医療機関のアドバイスを活用ください
当店のお客様からは、多毛症・硬毛化について詳しく聞きたいというお話を頻繁にいただきます。以前のコラムでもお伝えしたように硬毛化などの副作用は、脱毛治療にて光を当てる前の状態よりも太くなったり濃くなったりする現象のことです。そして硬毛化の原因は、脱毛サロンやクリニックで行われる光脱毛器・レーザー脱毛器が毛そのものを破壊しきれない出力でアプローチをするためで、結果毛そのものを刺激しかえって硬く太い毛になってしまうのです。当たり前ですが、脱毛サロンに通うのは毛を弱体化させ減らすことが目的なので、毛が硬くなったり多毛になるとお客様は困ります。ですから私たちプロフェッショナルの脱毛士は、パルス幅・波長・フルエンスといった脱毛器のエネルギーを技術中、巧みに調整する必要があるのです。もちろん施術による副作用としての多毛症・硬毛化は防ぐことはできるのですが、これらは施術の反応だけではなく生理的反応でも身体に発症することがあり、この場合は私たちがケアできる領域ではありません。医学的にもまだ厳密に解明されているわけではありませんので、生理的反応で多毛症や硬毛化になるケースで脱毛サロンに通うときは、管轄である医療機関に一度ご相談されることを当店ではお勧めしています。もちろん医療機関へのご相談をお勧めする場合はこれに限ったことだけではありません。アレルギーやアトピー、皮膚の炎症・火傷・痒みなどといったいわゆる「トラブル状態であるとき」は、信頼できる医師に相談しながら進捗することをお勧めしています。
多毛症とは、ホルモンのバランスが崩れ生まれる症状である
そもそも多毛症とはどのような原因や結果を持った症状なのでしょうか？多毛症とは、アンドロゲン非依存性で、メンズ・女性に関わらず軟毛を過剰発育させます。そしてアンドロゲン依存性の場合、軟毛を肥大化させたり硬毛化を伴う男性型多毛症へとアプローチをします。多毛症は場所を偏って発現させる特徴があり、具体的には顔・胸・お腹・脇・背中・太ももなどに生じることが多いです。多毛症の原因は5αリダクターゼの上昇が主な原因といわれており、その割合は約50%です。
一度も毛の生えたことがない毛穴にも、硬毛化したり毛量が増えたりする可能性があり、これを潜在的毛嚢といいます。潜在的毛嚢は、過度な男性ホルモンの分泌・あるいは塗り薬の刺激などで活性化され毛をつくることがわかっています。ホルモンバランスが乱れることで潜在的毛嚢が刺激をされ、毛量が増えることがあるのです。当店は若年層・ミドル層のメンズが多いのでこのようなケースはまだ少ないといえますが、ミドル・シニア世代の女性は多毛症に悩まされるケースが多いといわれています。
今回のまとめ
生理的反応による肌や身体の作用は、私たちがケアできる領域だと前述ではお伝えしています。しかしながらカウンセリングを通じ不可解なことが理解へと変わった。コミュニケーションを取ることで、少しでも心身の疲れが緩和できた。ということに少しでも繋げられればと私たちは考えています。
物質的な充足から精神的な充足へと社会が切り替わっていく中で、私たちも脱毛だけではなく、美容のプロとしての在り方にこだわりを持っていきたいと考えています。