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脱毛の禁忌事項をさらに細分化して共有します
当店は草津市・大津市・守山市・京都市・東近江市といった同商圏外に限った話ですが、いくつかの外部サロンで脱毛技術のコンサルティングサービスを行っています。Seizeは創業以来ずっと「安全性・効果性の最高品質」の脱毛を追い求め取り組んできたこともあり、この過程のノウハウが、同業他社の方々に評価された結果なのだと考えます。
そしてサービスの対象先はメンズ脱毛サロンに問わず、女性用サロンへの提供も行っています。メンズ脱毛と女性の脱毛は毛の特徴に差異があるとはいえ、原則は一緒です。しかし女性脱毛サロンに学んだことがあります。それは脱毛の禁忌事項を細分化してしっかりとスタッフへ・お客様へ共有することが大切だということです。
目次
はじめに
光脱毛・レーザー脱毛を行う際、気をつけるべき肌診断
脱毛の禁忌事項を細分化してしっかりとスタッフへ・お客様へ共有することとは一体どういうことなのか？という点なのですが、これは女性がメンズに比べて「全身を隈なく脱毛して欲しい」というニーズがあることが前提になります。少なからず光脱毛やレーザー脱毛には、脱毛ができない箇所というものが存在するので、今回のコラムではこれを細かくお伝えさせていただきたいと思います。
まずは当たり前ですが、毛が生えていない・皮膚がかなり薄い・色素が濃い・脱毛器の光に過度な影響を与える箇所は脱毛を行うことができません。具体的には瞼や乳輪・耳孔や爪・唇、鼻腔、生殖器、肛門などの粘膜がその例になります。
また炎症や切り傷・手術後の傷がある箇所も該当します。いわゆる「表面上は綺麗に治っているように見える傷」であっても皮膚内部ではどのようになっているかがわかりません。こういった箇所をどうしても脱毛して欲しい場合は、専門医にしっかりと確認や承諾を得た上で施術を行うことが必要となるでしょう。
また女性であれば特に出やすい症状ですが、「色素沈着」もこれに当たります。色素沈着には様々な種類があります。例えば老人性色素斑。老人性色素斑は、いわゆるシミと呼ばれているものです。シミは紫外線を浴びることで表面化するので、比較的日に当たりやすい部位がそれに該当します。つまり顔脱毛・指の脱毛・腕脱毛などにはこれに気を付けて診断した上で脱毛士は施術を行わなければなりません。
色素沈着は、肝斑やそばかす・黒子も含まれます
色素沈着は何も老人性色素斑だけではありません。肝斑も色素沈着の一部です。肝斑は肌の摩擦・紫外線・女性ホルモンが影響しメラニン色素が異常発生をすることにより発生する色素沈着です。肝斑は主に30〜60歳の女性が発生しやすく額や頬・口の周辺に薄茶色の色素沈着として発生することが多いです。そして肝斑は左右対称に現れます。肝斑は大変刺激に弱く、刺激が促進されると肝斑の色はより濃く変化することがあり、無理をして脱毛器の光を当てると、お客様の悩みを深くしてしまうこともあるのです。
そばかずや黒子も同じことがいえます。これらは刺激により同じく症状を悪化させてしまう可能性があるので気を付けなければなりません。また脱毛器の光はメラニン色素に反応しますから、肌表面の火傷・炎症・痒みや肌荒れに繋がる可能性があるのです。色素沈着があるから脱毛施術は絶対にできないということではありませんが、該当箇所には対策を打ち施術を行わないといけないということです。
今回のまとめ
女性はメンズほど毛が密集していたり、毛が太かったりということはないですが、産毛が多いため効果を出すために脱毛士は熱心に脱毛を行います。しかしながら女性は色素沈着が全身に出やすいということを念頭にカウンセリングや施術を行わないと、望まない副反応を生んでしまう可能性があるのです。
メンズも女性も「美しくなるための脱毛」というコンセプトがあるのであれば、施術中のケア・色素沈着予防に関するカウンセリングに私たちはこだわらないといけないのです。