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脱毛サロンが行う広告に関する注意喚起について
ここ数年、メンズ脱毛の需要は急速な成長展開を見せています。この背景には若年層が早くから目覚める美意識・ビジネスマンが物質的な充足よりも自分磨きに投資をすることに価値観を置くこと・介護脱毛の浸透な
ここ数年、メンズ脱毛の需要は急速な成長展開を見せています。この背景には若年層が早くから目覚める美意識・ビジネスマンが物質的な充足よりも自分磨きに投資をすることに価値観を置くこと・介護脱毛の浸透などといった様々な要因があり、私たちはこれらの流れをかなり肯定的に受け取っています。
しかしながら急速な市場拡大が、社会全体にとってすべてポジティブに作用するわけではありません。誇大表現・不正確な広告の横行・未発達な教育機関・消費者へのセフティーネットなど、メンズ脱毛業界にはまだまだたくさんの問題が山積みであることは確かなのです。
目次
はじめに
脱毛サロンの誇大表現・不正確な広告の例について
以前のコラムでは、誇大表現・不正確な広告の例についてお伝えしたいと思います。例えば有名な芸能人が宣伝しているから優れた効果の出す店舗だという広告宣伝です。これはとても初歩的な話なのですが、脱毛サービスは決してブランド品のようなものではなく要は「しっかりと効果が出るのか？」「安全に行われているのか？」こういった実利的な水準がいかに高いかどうかということが大切です。また、脱毛は被施術者がたった一人でどの店舗が優れていたかを判断することが大変難しいことなのです。脱毛は髭であればメンテナンス期間突入まで平均15回程度の回数をこなさなければサービスの優劣は(よっぽどひどい施術であれば別ですが)わかりません。影響力のある一人の有名人が話す言葉よりも、生々しい一般消費者10名の口コミを見た方が、参考データとして質がいいといえるでしょう。また有名人やインフルエンサーは、あくまで営利目的で発信を行うわけなので、信憑性は果たしてどのくらいなのか？ということはどこまでも懐疑的だといわれています。
また通い放題・新規コース契約割引率の高さを売りにする脱毛サロンやクリニックの宣伝も、気をつけた方がいいでしょう。「たくさんの回数を通える」ことはあくまでサービスの一環であり、1回1回の効果性の高さは伏せられていることが多いです。これはすべてのサロンにいえるわけではありませんが、何度通っても毛が減らない脱毛は事実口コミとして存在することがわかっています。コストパフォーマンスのコストとは1回あたりの施術費用も範囲ですが、交通費用や時間もこれに含まれます。１回あたりの脱毛効果が低いサロンに通い放題であっても、それは消費者にとって正しいバリューとはいいにくいのです。
脱毛サロンが豪華プレゼント。この広告には気をつけましょう
また、無料の脱毛体験に行くだけで豪華景品プレゼント。という文言にも気をつけなければなりません。市場に制定されている景品表示法によれば、景品の還付率は制限があるため、還付される総額に応じた金額以上のコース提案をされることには間違いがないのです。そもそもこのパターンであれば、経営上かけたコストを必ず回収されることが企業の目的となるため、むしろ他の店舗よりも消費者にとって負担の高いコースをプラン提案される可能性が高いでしょう。いずれにしても「あまりにも虫のいい話」には気をつけなければなりません。効果の出る・安全で痛みが少ないを満たすような優良店舗は、そもそも日々来客をいただくお客様で稼働率が高く、そこまでのキャンペーンを施す理由もありません。
インターネット広告・SNS広告の競争が過激であればある程、意外と優良店は露見することが少ないのです。
急がば回れとはいいますが、脱毛店舗選びは焦らずリアリティーのある口コミをリサーチすることが、もっとも賢い方法なのかもしれません。
今回のまとめ
私たちはオークション型の広告に出稿をしておらず、HPの開設のみに留めております。過激な広告は一時的な集客を見込めるかもしれませんが、私たちは地道にでも正確なアプローチができる媒体のみを接触できるコンテンツにしていきたいと考えています。