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2024.04.27

Column

脱毛器の手法は主に3種類。医療レーザー脱毛の概要について

近年ではクリニックビルの中に医療脱毛施設と美容脱毛施設が併設されていたり、美容会社保有のビルに同じような現象も見られます。これはなぜか?ということですが、結論からいうと医療脱毛と美容脱毛の性質は異なり、そしてどちらも社会にとって必要でありますから一つの街どころか一つの施設内で共存ができているわけです。

以前のコラムにも医療脱毛と美容脱毛の違いに触れたことはあるのですが、ここでは改めて双方の違い・なぜお互いが共存するべきなのか?という点を共有することで皆様の選択が今後豊かになることの一助になればと思います。

目次

はじめに

永久脱毛の定義を正しく把握することが重要です

医療レーザー脱毛の特徴と、ニーズがある顧客層について

まとめ

永久脱毛の定義を正しく把握することが重要です

まずはよくある一般の誤った認識からお伝えをしたいと思います。代表的なその認識は、医療脱毛が永久脱毛であり、美容脱毛は永久脱毛ではない。というものです。これがなぜ誤りかというと、永久脱毛の定義を見ればわかります。AEAの定めによれば永久脱毛とは

髭・脇・脚・腕・背中・VIOなどどの箇所であろうとも、最終脱毛を行なって1ヶ月後の毛の復活率が20%以下であるというものです。つまり永久脱毛とは80%の短期的な脱毛効果をただ指し示しているだけであって、2ヶ月後・3ヶ月後のエビデンスなどは特に何も求められていないのです。そもそもこれを定めるAEAは米国電気脱毛協会という権威ではありますが、脱毛自体このようなエビデンスの集積が難しいことが現実です。脱毛は毛質によりまったくアプローチや効果の進捗が変わってきますが、毛はその部位や個人差によってその質が異なります。また毛にはそれぞれ成長期・休止期・退行期がありますが、この分布はもちろんバラバラで、つまり一概に脱毛の効果をデータ化し分析し定義することは難しいということなのです。ですからそもそも脱毛の種類を「永久脱毛かどうか?」で計ることはできません。また一般の方々が想像するような産毛1本も残らない・生えてこない脱毛は存在しないですから、それぞれの手法であれ脱毛の状態にゴールを決めることはとても重要なことなのです。

 

医療レーザー脱毛の特徴と、ニーズがある顧客層について

脱毛器は主に医療レーザー脱毛・美容光脱毛・ニードル脱毛の手法に分かれています。そしてこの中で肌内部にある毛乳頭付近のメラニン色素に焦点を当て、毛を弱体化させるアプローチは医療・美容双方の光脱毛です。そして医療の光脱毛と美容の光脱毛も違いがあります。医療レーザー光脱毛は、そもそも医師や看護師でないと施術ができません。そしてフルエンス(つまり出力)の規制がありません。波長は長波長の固定波長であり、代表的な脱毛器は755nmのアレキサンドライト・810/940nmのダイオード・1064nmのヤグなどの種類があります。また長波長のために深達性が高く、その分使い方を誤ると真皮熱傷のリスクがあるので、痛みも美容の光脱毛と比べると強く、麻酔を使用することも多いです。強い点としては硬毛化した毛には威力を発揮します。若い世代は比較的硬毛化しやすい体質の傾向にあるため、特に上背部・上腕部・フェイスライン・うなじなどの部位に関しては、医療のレーザー脱毛に通っていました。という方が何人か当店にもおられます。

また光脱毛は医療レーザー脱毛・美容脱毛どちらにおいても白髪は決して抜けることはありません。白髪が抜けるレーザー脱毛・光脱毛という広告表記には誤りがありますので、読者の皆様には気をつけていただきたいものです。

 

今回のまとめ

脱毛クリニック・サロンは競争環境が大変激しいため、極端であったり過剰な広告文言や並ぶことが多いです。広告はあくまで脱毛サロンと出会うための認知ツールでしかありませんから、その実態はしっかりと口コミ・来店で把握することが大切だといえるでしょう。

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