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お知らせ・コラム
当店のスタッフたちは、脱毛器を大切に管理しています
脱毛の効果は脱毛器の機能性やその設定・お客様の肌状態・脱毛士の施術スキルと知識に比例してその高低が決まります。そして脱毛器の機能性とはそもそも製造された段階でのスペックも重要なのですが、そのスペックを維持するだけのメンテナンスがとても大切なのです。その一つに脱毛器内にあるタンクの水換えが挙げられます。これはとても地味な業務に思えるのですが、怠れば脱毛器の冷却機能が悪くなってしまったり、脱毛器そのものが故障することに至ります。
脱毛器が故障してしまえば、修理期間に予約していたお客様の施術は当然先送りになりますから、脱毛効果が出にくい・メンテナンスまでの期間が先延ばしになるなど、重大な悪影響を及ぼしてしまうことになるのです。
目次
はじめに
脱毛器にとっても被施術者にとっても、冷却は欠かせない工程です
そもそも脱毛器の冷却装置とは、一体どういった機能なのでしょうか。冷却には2つの意味があり、脱毛器そのものの冷却・そして照射面(つまり肌を冷やすため)の冷却があります。脱毛のメカニズムとは、脱毛器が発する熱エネルギーが毛根部にあるメラニン色素を通じ、毛包や毛乳頭に影響を与えることです。つまり熱を放つ脱毛器そのものには当然熱は蓄積されますので、この状態から冷却がされないと脱毛器にはダメージが溜まる一方になります。また脱毛器の照射面に冷却があることで、脱毛箇所の熱による負担を軽減する働きがあります。過剰に熱を受けた肌表面は、腫れ・炎症・赤み・痒みなどの後天反応や、脱毛時の痛みも軽減することができます。
そのため脱毛器の本体内部には、水を貯めるタンクが搭載されています。そしてもちろん水は腐りますから、私たち脱毛サロンのスタッフは、定期的に水換えを行わなければなりません。水は精製水を使用し、例え脱毛器が使用されていなくともこの交換を欠かしてはならないのです。脱毛器の冷却の方式にはいくつかの種類がありますが、水と電気の力を用いた「水冷式冷却」が採用されている脱毛器がほとんどです。
つまり脱毛器の冷却装置とは、脱毛を受けるお客様を守るための装置でもあり、脱毛器そのものを守る装置ともなりますから、メンテナンスは細やかに行う必要があるのです。
冷却装置のメンテナンスも、当店では最善を尽くしています
Seizeはこの冷却装置の水換えをするメンテナンスについても、最善の取り組みを行っています。具体的には月に1回すべての脱毛器を水換えする時間を業務のルーティンに組み込んでいます。そして当店ではメイン稼働する脱毛器とサブ器となる脱毛器がありますが、マシーンを健康的に保つため、お客様の肌に対するリスクマネジメントのため、忘れることなくすべての脱毛器のタンクに水換えを徹底して行っています。
また、脱毛器の状態はセンシティブに効果に影響を及ぼしますので水換えを行った後、正常に運転しているかどうかを十分にスタッフが点検しています。脱毛施術とはこういった裏側の業務にも品質が紐づいていますから、お客様に最適な施術を行うため私たちは細部にまで手を尽くしています。
本日のコラムでは脱毛器のメンテナンス業務を一部取り上げていますが、これら以外にも漏れなく点検整備を行わなければ、どんなに良い脱毛器もその力を100%発揮することは不可能といえるでしょう。
今回のまとめ
Seizeではスタッフ教育に力を入れており、教育の内容の多くが脱毛器の操作や環境整備に当たります。これまでのコラムでも多々触れてきましたように、脱毛器には波長・フルエンス・パルス幅といった光の3大要素をコントロールするができ、この操作技術によりお客様の効果は良くも悪くも左右されてしまいます。しかし脱毛器の操作技術が発揮されるのは、脱毛器が正常に運転していることが大前提です。
アスリートが各々の道具を大切に管理するように、脱毛サロンスタッフは、脱毛器を大切に管理する必要があるのです。