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2024.06.04

Column

脱毛で日焼けをしてはいけない、2つの理由について

前回のコラムでは、脱毛施術後の好転反応に対する未然・事後ケアについて取り上げましたが、特に重要なことは未然の「日焼け対策」です。光老化は肌老化の80%を占めるといいますが、紫外線とはそれほど肌に刺激やダメージを与え、また蓄積させるものだといい換えることができます。日本国内に放射される紫外線はUV-A波・UV-B波ですが、UV-A波は真皮にダメージを与え、UV-B波は表皮にダメージを与えるということは広く知られています。しかしながらこれらの光エネルギー量が真夏だけでなく寒い季節に高いことはあまり認知されていません。

当店のスタッフが脱毛期間中は特にいかなる季節でも日焼け止めを常用することをお勧めします。それは脱毛施術の安全性や効果に大きく影響を及ぼすからです。

目次

脱毛のメカニズムがわかると、日焼けを防止する必要性もわかります

日焼けをすることで脱毛の効果は下がり、コストは上がります

今回のまとめ

 

脱毛のメカニズムがわかると、日焼けを防止する必要性もわかります

Seizeのスタッフが日焼け対策について熱心に語るのは、火傷や痛みのリスクが上がる原因になるからです。特にもっとも注意するべきは火傷のリスクです。日焼けをすることで皮膚に熱がこもりやすくなり、この肌状態のまま施術をしてしまうと、肌内部の温度が一気に上がってしまい、火傷を引き起こす可能性があるのです。また、施術中だけではなく日焼けは施術後のリスクも生み出します。脱毛施術を行った後、肌に日焼けをすることで、火傷をすることがあります。脱毛した時点で肌に異常がなかったとしても後から火傷に繋がることがあるということです。

日焼けをすると肌は黒くなりますが、この場合肌表面に脱毛器が照射する光エネルギーを誘引することになるため、火傷を引き起こす可能性があります。肌の内部に熱がこもっている・肌表面が日に焼けて黒い場合、サロンやクリニックは脱毛を断ることもあります。せっかく脱毛サロンまで足を運んでも、施術が受けられないとなると無駄なコストを生みますから、日焼け対策は万全に行うことが重要だといえるでしょう。

Seizeはカウンセリングの際、脱毛のメカニズムをお客様に解説します。脱毛のメカニズムとは、脱毛器の光が毛包部分メラニン色素に集まることで熱エネルギーを発生させ、これを継続的にアプローチすることで脱毛効果が現れるということです。この解説を熱心に聞くお客様は、日焼け対策が万全であることが多いです。色素に熱エネルギーが集積される原理がわかれば、肌表面が焼けることが何を意味するかをイメージがしやすいのだと思います。

日焼けをすることで脱毛の効果は下がり、コストは上がります

また日焼けをすることで脱毛の効果が下がることがあるので、注意してください。具体的な論理はこうです。日焼けをすることで前述の通り火傷や痛みのリスクが高まります。リスクが高まれば、我々脱毛士としては施術を実施したとしても脱毛器の出力は低減させないといけません。脱毛器の光の出力を低減させれば、比例して効果は萎縮しますから、日焼けをして肌に熱をこもらせる・肌表面を日に焼けさせて黒くするということは効果の観点からいっても避けるべきなのです。

またどの美容サロン・クリニックにおいても「日焼けをしているから脱毛器のパワーを下げるので、その分料金を落とします」というようなことはありません。一度当たりの効果を落としてしまえばその分サロンに通う余剰回数が増えてしまいます。つまりコストを節約するという観点においても、日焼け対策はとても重要だといえるのです。

今回のまとめ

日焼け対策の入り口として、まず物理的に紫外線を遮断することが効果的です。具体的には日傘を差す・袖がある服を着用する・帽子を被ることなどです。そして必須となるのは日焼け止めです。特に暑い夏ですと、日焼け止めは汗で流されることもありますから長時間の外出には日焼け止めは持ち歩くことをお勧めします。当店のお客様はメンズの方々ですが、脱毛期間中に日焼け止めは必ず使用していただいています。

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