News
お知らせ・コラム
肌の保湿状態を、当店が事前にチェックする理由について
Seizeは、脱毛の効果が出ない・施術が痛い・料金が高いという要因でクリニックや美容サロンに通えないお客様になくてはならない脱毛サロンとして存在しています。一人ひとり肌や体質が違うように、体毛の質も異なりますから完全プライベート空間でカウンセリングの内容に基づき施術のやり方や来店プランをご提案いたします。しかし私たちがそのようなご提案をするためには、脱毛器・体毛・肌のことなど、それぞれ脱毛に関与する分野の知識をしっかりと身につけておかなければなりません。
目次
はじめに
脱毛施術者は、肌の状態とリスクを見極められなければ務まりません
アレルギー・アトピー・日焼け・色素沈着・黒ずみ・光過敏性など、体毛だけでなく脱毛とは肌とは効果性・安全性に密接に関係があります。脱毛施術後に肌が痛くなったり、炎症を起こしたり痒みがでたりといった副反応発生率が高いということは、肌の状態に合わせた脱毛施術が行えていないということですし、保湿状態を保っておかなければ脱毛の効果は半減してしまうということも事実です。
まず、脱毛を行う大前提として皮膚に疾患がある状態においては安全に脱毛を行えない可能性もあるため患部にもちろん電気脱毛はできませんし、まず専門の皮膚科で診断を行っていただき医師の指導に従うことが大切です。肌の疾患とは様々なものがありますが、火傷・かぶれ・蕁麻疹などがその代表的な症状といえるでしょう。肌に何らかの病変があると肌表面の免疫機能が著し低下しているため、脱毛施術に耐えられる状態でないこともあります。また感染症や皮膚がんも同様に、その対応に気をつける必要があるでしょう。脱毛の施術者である私たちはもちろんですが、体毛・肌・身体はお客様本人のことですから、下記では軽度な肌の異常から起こりうるリスクを共有したいと思います。
脱毛施術は、恒常性を維持している肌に対して効果的です
まずは肌の色素状態についてからです。色素とはその名の通り日焼けや火傷・老化が起因となり発生する症状ですが、具体的に肌内部ではメラノサイトの働きが活発になり過ぎる、もしくは逆に低下し過ぎる(白斑などがその例)ことが原因で、この状態が根深いと肌の色調に変化が出るので控えた方がいいケースもあります。また肌のターンオーバーがうまくいかない「角化異常」という肌の状態があります。角化異常は角質層が何らかの影響で肥厚するという現象で、肌がこの状態になると圧迫・摩擦という機械の刺激が肌をより分厚くしてしまう可能性もあるのです。もちろんある程度の範疇である角質肥厚は、Seize含めエステサロンでのピーリング施術を行ったり優れた化粧品を使うことで解決することもできるのですが、角化異常を疑う程度であれば当店ではまず脱毛を行う前に皮膚科への診療をお薦めさせていただいています。肌の角質層には生体防御反応として誰しも肥厚が促進されるという性質を持っているのです。また男性(メンズ)に多いのが皮脂分泌の異常ですが、これも脱毛に大きく関与します。この場合は肌にニキビがあるケースが多いので、まずお客様のニキビや肌状態をしっかりと見させていただいた上で、施術の優先順位をご提示させていただく場合が多いです。またその他にも血液循環も大きく関わっています。体毛の毛根部は肌内部に存在しますから、脱毛器が正しくアプローチするに最適な状態は、真皮内の毛細血管の拡張と収縮が正常に行われていることなのです。その他多汗・過度の乾燥状態も脱毛を行うにおいて、効果性・安全性に影響を及ぼすのです。
今回のまとめ
当店では肌の水分チェッカーを用い、脱毛施術前にお客様の肌の保湿状態を可視化することがあります。これにより肌の保湿状態を計ることで受けるべきフェイシャル施術や使うべき化粧品が明確になるという側面もあるでしょう。しかしこの行動における私たちの本来の目的は、効果性・安全性を担保できた脱毛施術を一人ひとりに行うことなのです。