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お知らせ・コラム
脱毛に伴う痛みの程度や、軽減するための具体的手段について
当店では脱毛メニューを受ける前に、お客様にパッチテストを行なっていただいたり一定箇所の体験施術を実施しています。私たちは「脱毛メニューはまったく痛くないですか?」というご質問をお客様から受けることが多くあります。他店の広告触れ込みでは「まったく痛みや刺激はありません」という内容が書かれていることを目にします。しかしながらこの表現には無理がありと私たちは思います。脱毛は体毛の毛幹にアプローチすることではなく、毛根部に熱エネルギーを用いアプローチする施術だからです。高性能な脱毛器を使った施術の刺激を正しくいうと「過度なストレスがかからない程度の少しの痛みは発生します」といったところではないでしょうか。もちろん脱毛器そのものや個人の痛覚により多少差があることが前提ですが、このような案内をする脱毛サロンのスタッフであれば安心してカウンセリングを任せられると思います。
目次
はじめ
肌トラブルがなく脱毛ができるために、当店が行っている施術方法
そうはいっても脱毛施術の痛みは極力低減できることがベストですし、痛みを抑えるということは、火傷・肌荒れ・腫れ・炎症・赤みなど、あらゆる肌トラブルのリスクを低減できるということにも繋がります。当店ではこれらの対策として使用する脱毛器の冷却機能を用いて、常時皮膚を冷やしながら照射を行います。そうすることで熱による刺激を緩和して痛みや肌トラブルのリスク回避を行なっているのです。
人間の肌は黒子、白斑などの色素異常・ターンオーバーが遅れることで角化異常になること・過剰な皮脂分泌や血液循環異常・多汗・乾燥により肌の恒常性が機能していない方々もたくさんおられます。またある程度肌が健康的な方であったとしても春は花粉・夏は日焼け・秋、冬は乾燥などの外的環境の変化で肌は免疫効果を一定期間著しく低下させることもあります。繰り返しになりますが、脱毛は「気になる体毛が抜ければいい」ということだけではなく肌の状態を綺麗に維持することも大切です。また激しい痛みの施術は、ストレスのため回数多く通うことが難しくなるのです。私たちは脱毛効果が出ることを前提として刺激を含めた安全性を重視した脱毛器を選定し、またその使用方法にも創意工夫を行っているのです。
脱毛前に医師に診断していただくことを提案する肌状態について
前回のコラムで母斑細胞母斑のことをお伝えしました。代表的な母斑細胞母斑は黒子であり発毛の伴う黒子は脱毛器を使わずハサミを用いてカットする必要があることもお伝えしました。また母斑細胞母斑の一種で獣皮様母斑というものがあります。獣皮様母斑とは直径20cmを超え硬毛を伴うものを指します。獣皮様母斑は黒子同様、細胞が異常増殖をしている状態であり毛抜きや脱毛器を使い刺激を与えると、この増殖をさらに促すことがありますので、医療脱毛器・美容脱毛器・家庭用脱毛器問わず使用することは禁忌事項となります。また私たち脱毛の専門家でも肝斑・シミ・色素沈着か母斑細胞母斑の見分けがつかないこともあります。そういうとき、私たちは必ず専門の医師へ診断をしていただくよう、お客様にはカウンセリングでお伝えしています。
今回のまとめ
脱毛に限らずエステティックには必ずカウンセリング業務があります。カウンセリングはセールスとは性質が異なり、ニーズの確認・予算の確認・安全面での確認・プランニングの設計などが要素として挙げられます。私たちはこと脱毛施術においては安全面での確認がとても重要であると考えています。そのためにはもちろん私たちSeizeのスタッフは肌の性質や刺激リスクを学び、私たちだけで判断できない医療分野の領域は、医師への診断をお薦めするようにしています。
私たちはお客様と接するときに必ず、脱毛を卒業した後の笑顔をイメージするようにしています。効果が出る・通うのが楽しい・短期間且つ想定していたコスト内で脱毛をすることができた。など、これらを総じて達成することは困難なことかもしれませんが、私たちは常に目標に向けてチャレンジしていきます。